有機物の塊


img_2286一見するとただの土のように見えるが、有機物の塊である。今、発酵していて30度程度だ。

冬の寒さはぼかし肥料を作るのにちょうど良い季節。気温が低いことでぼかし作りがうまくいく。夏では湿気や暑さで腐りやすいからだ。まさに米を飯にするのと同じこと。

ぼかし肥料の肥料屋さんは「味噌にするのか糞にするのかのちがい」とよく言っていた。まさに、ぼかし作りは発酵食品を作っているのと同じだ。味噌作りや酒作りを思い浮かべればいい。

うまく発酵させるためには、温度、水分、空気など6つの条件を全てクリアすること。このどれか一つでもかけると“糞”になりかねない。

我が畑、田んぼにはこのようにして作ったぼかしが肥料だ。土壌中の微生物の活動を弱めるので石灰も入れない。