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2008-07

微生物オンパレード!

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食べ物を粗末にしているつもりはないが、まさかこれが畑に生きるなんて考えられない。

写真はミキサーに材料を投入後、上から写したもの。下層にヨーグルト、納豆そして粉状のものはドライイースト。これに砂糖を600gと水を加えミキサーにかける。あとは20リットルの水で薄めて発酵をまつ。数時間すると小さな気泡が浮かんでくる。翌日には泡でいっぱいになり4日ほどで完成。現代農業に載っていたパワー菌液だ。これを圃場に散布したりすると灰色カビ病などの病気を抑える働きをしたり、ほかにもいろいろ働くらしい。

たとえば台所の3角コーナーなどのぬめり。これにスプレーしておくとにおいやぬめりは分解されきれいになる。現にうちのばぁさんがいままでどんなにやっても落ちなかったぬめりが落ちたと喜んでいる。現代農業では風呂の水に300ccを3日に1回くらいで入れると風呂の水を半月交換しなくてもきれいなままだという。髪の毛まで分解されるわけではなかろうが。

現在、写真で載せるのも忍びないほどに青枯れ病が進行してしまったトマトに2日に1回のペースで100倍液を葉面散布している。青枯れ病の病原菌は土壌や植物体内部に生息しているのは分かっているが手をこまねいてただかれるのを待っているよりかよしと散布している。すでに今日で5回目になるがどうやら新たな固体への病気の進行はとまったように思える。

 

個としての農業と地域としての農業、さらには世界規模での農業

農事組合法人 和郷園を8月に見学することとなった。

これまで、個としての農業がどうやれば成り立つかということに意識がいっていた自分は、この組合法人の代表さんの言葉にはっとさせられた。それは「今の農家はどこと競争しているかというと隣と競争している。もっと大きな視点で見れば、競争する相手はもっとほかにあり、隣(地域)とは共に助け合っていくべきである」というようなことを言っていた。

現実、和郷園では豊作になった作物は価格の崩落を防ぐための方策、豊作の方策があり、生産者の利益を生産者らで守るシステムを作っている。これはみんなで痛み分けをするということではない。

そのことを知って、今ミニトマトを出している産直にいってみた。今ではナスが旬であり、過剰供給による価格の崩落が起きているといわざるおえない。誰かが、売れ残るよりよしと10円、20円下げれば全体としてのバランスを崩し、生産者同士で価格の値下げ競争が起きている。30センチの立派なナスが3本入って70円なんて・・・

地域の農家が共に助け合えるシステムを作ることはなにも人助けだけではない。何よりも自分のためにこのようなシステムを作りたいと思った。

ちなみに赤峰さんは宇宙規模で農業を捉えていらっしゃいます。

有機農産物はひっぱりだこ

最近ブログの更新が滞り気味だった。将来への不安と現在への使命感がやる気をそぐ。

そんななか今できることといえば勉強であると、ここ数日おきに北九州の有機認定農家でアルバイトとして農産物出荷の手伝いをさせていただいている。

そこに先日、有機農産物の仲介業者とでもいうか、卸業者とでもいうか、横耳で聞いたいたので詳しくは知らないが、そんな人が尋ねてその農家さんと話をしていた。広島から見えられたということだったが、そのサラリーマンのひとは「有機農産物として認定を受けている農家自体少ないんですよねー」と。つまりこの方は有機農産物を仕入れ、うることで利益を出しているわけで、売る物がなければ商売にならない。

どこの有機農産物もこういった業者さんで引っ張りだこになっているように思う。それだけ有機認証を受けるのは特異的なことであり、栽培すること自体難しい。しかし、これをなすことによって自ら作った農産物を自分の思う値段で売ることができる一つの手段ではある。

果たして、福島農園ではどのように農産物を販売していくのだろうか。

トマト青枯れ病

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せっかくの作物が収穫前にして病気や虫によって収穫不能になることは農業では避けては通れぬ門なのであろうか。

連作が原因として多発することの多い青枯れ病が、今年から使いだした畑で多発している。すでに大玉、中球トマトの6割ほどが青枯れ病に感染し、発病している。たぶん表面上は感染していないように見える個体にも感染している可能性は十分にある。こうなればもうこの木からは収穫は皆無である。

数日前までミニトマトにはまったく見られなかった病気がぽつぽつ見え始めてきた。なぜ植物、特に作物は少し大きくなってきた頃がこのようになりやすいのだろうか。

とりあえず、対処としてはニーム酵素液を1000倍、現代農業でみた3種の菌を培養した液体を100倍で薄め、動噴で散布した。この液体により植物自体の免疫力を高め、病気の発生を防ぐのが狙いである。

動噴といえば農薬散布を思い浮かべるが、この場合はマスクもなにもなしに気にせずに作業ができる。

思想なき有機農業

今日、有機農業の勉強会というので山口まで行ってきた。写真は田んぼに水を入れている水口に資材を流水に流し込み、全面施肥してるところ。

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行った先は有機農業を可能にする微生物を利用した有機物資材の勉強会であった。この会社の資材も何も知らずに付いていってきたが、たしかに稲の生育もよく、食べさせてもらったおにぎりもおいしかった。

そこでさっそく、今からでも間に合うため資材を利用したボカシを作り、やってみようと思う。

しかし、今回の勉強会でも一番の収穫はやはり人と知り合うことができたということだ。 

ゴマ

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日本におけるゴマの99%は輸入品。どこのデータかは分からないがネット検索で引っかかった数字だ。

ゴマ好きな友人がいるために作っている、というわけでもないが収穫してプレゼントするときのことを考えるとそれだけで楽しくなってくる。

自給率向上へ二毛作

今日の農業新聞の1面にこれからの農政の方針を国内食料自給率50%越えを目標とするという記事があった。その重要施策に米の裏作による小麦、転換作による大豆の生産拡大を検討しているらしい。

いままでも、農政の方針として裏作や転換作に奨励金が出ていたが強化していくということだろうか。

一農家としてこれらの方針には賛成なのだが、自ら丹精込めて作った作物で、小麦や大豆ですら消費者の顔が見てみたいという気持ちがある。農協に一括出荷ではどこに行って誰が食べているのか分からない。農業の面白みの中には、生産した食べ物をほかの人に食べてもらうという喜びは大きいと思う。もっというなら人に食べてもらえるから農業をしているとも言える。

ブルーベリーにも地球温暖化の影響

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地球温暖化の影響は部屋の中にいても分かりづらい。その点農業はその影響が如実に現れているため身近だ。

先日、熊本県山都町(旧蘇陽町)のブルーベリー栽培農家へ行ってきた。この農家は大学時代にアルバイトとして雇ってくれたことが知り合ったきっかけだった。大学で果樹を専攻する以前から知り合っていた農家だが、まさか自分がブルーベリーを研究することになるとも、さらには栽培することになるとも思っていなかった。

ここのブルーベリーはここ3,4年はハイブッシュブルーベリーの熟期が梅雨と全くかさなり、曇天のなか日照の不足や多湿により、ブルーベリーは以前とは比べ物にならないほど味、生産量が落ちているという。言うのは容易いが当人はこのような状態ではブルーベリーを作る気にならないとまで・・・。どうにかならないかと対策を考えている。

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