米粉ぱん?


000-051パンの型がなかったので先日チーズケーキを焼くために買ったばかりの型で焼いてみた。

正直結構テキトーな正確なのでドライイーストが売ってなくて代わりにベーキングパウダーで焼いた。

それでも結果はまぁまぁ美味しいものが焼けた。

食感はパンというよりやはり餅に近い感じ。しかし、塩が入っているためそれだけでも十分美味しく食べられた。

こうなると若干米粉がマイブームになりつつある。

000-0522米粉ブーム2品目、たこ焼きを焼いてみた。

これが意外にもほとんど小麦粉と代わらない味になった!むしろ小麦粉よりあっさりしている感じ。

小麦粉で水が少ないとガッテンでいうたこ団子のようになったのにくらべ、米粉の場合はあっさりとした食感。

これはいい!今度のニュースレターは米粉特集だ!

などと思ってみたが、小麦粉を自分で買いに行って思ったのが、その安さだ。

いままでは(学生時代の自炊のときなど)スーパーにおいてある数種類の小麦粉のなかから値段や銘柄、産地などを見ながら比較して買っていたが、自分で米粉を製粉して、もし販売することを考えると、1kgの米粉には1kgの米が必要になる。

そうなると、1kgの米粉は製粉代を含めると少なくとも600円以上になるのだ。

スーパーにおいてある小麦粉は1kgで200円ちょっと。この差はいったいなんなのか。

初めて輸入小麦の安さを実感し、今の日本人にも欠かせなくなった小麦がこれほどの値段で買えていることを考えると、とてもありがたく思うと同時に危機感を覚える。

小麦粉がこんな値段で買える時代はもうすぐ終わるだろう。そうなったときの日本食として定着しているパンや麺類の事情は大きく変わることが目に見えるではないか。

今の日本では麦の生産は完全に政府の援助により成り立っているが、これもまた大きく変わるだろう。

後継者が少ない、成り立たない今でこそ農地が余っているが、近い将来は農地は(利用しやすい農地は?)余すことなく利用され米も麦も生産されるようになるのではないかと、一人思う。

かといっても単に生産すればよい時代ではないので、そこに必要な隠し味は“思い”であるだろう。

たこ焼きを焼いて日本の将来を思う。

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