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2010-12

年末を感じる行事 もちつき

e7b791e7b1b3e38282e381a1efbc93昨日、無事に餅つきを終えました。

今年も年末のお餅の販売は特別に行いませんでしたが、ちょっと多めに餅つきをしました。

そのうち、2割ほどですが古代米の緑米を餅にしました。

この緑米の餅は玄米です。そもそもご飯は玄米で食べる場合がありますが、お餅を玄米で搗くことは聞いたことがないと思います。

実際に家族に食べてもらった感想はもぞもぞするなどでしたが、私はトースターで焼いた時の香ばしさはびっくりするほどでした。

好き嫌いはあるかもしれませんが、玄米であることで栄養面ではとても良いと思います。

実際にこの玄米のお餅でお通じがよくなったという話もききました。

食べ方も海苔をまいたり、チーズをのせるなど、冷凍しておけば食パンに勝るとも劣らない食べやすさ、とのことです。

これは緑米の餅がおいしいと教えてくれた農家さんのお話です。

お餅を冷凍していれば何時でも出すことができるので重宝するとのこと。

新年のごあいさつとして百姓三昧だよりを年明けに出す予定です。

その際にこのお餅のご案内もさせて頂く予定です。

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ぼかし仕込み開始

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実に有難いことに配達が忙しくて普段の仕事が手につかない。

そんな中、とある工務店が忙しくてやらなければいけない仕事が後回しになりお客さんからクレームが来ているという話を聞いた。

この工務店も不況といわれる中、有難いことに仕事が多いようだ。

問題は仕事の優先順位だそうだ。

今、しなければいけない仕事は何なのか。それはその時点での優先順位がある。あるというか決めなければいけない。

忙しさのあまり目の前の仕事、とっかかりやすい仕事からかたずけてしまおうとしてしまいがちだ。

しかし、その目の前の仕事ですぐに終わりそうなものでもいくつか重なれば結構な時間を要する。

結局、その日にしなければいけなかった仕事が次の日、また次の日となる。

人の振り見てわが身を直せ。他人のことはよくわかるが自分のことになると結構見えていないもの。

自分も配達が忙しいと言いながらちょくちょく余計なことを合間合間に入れてきていた。

まぁ余計なことといっても遊んでいたわけではないが、それよりも先にすべきことがあったという意味。

その一つがぼかし肥料の仕込みである。

一時は増える面積に対応できないと思い、餅は餅屋ともいうのでぼかし肥料を買おうかとも思った時もあった。

しかし、米ぬかがある分だけでも自作し、その感覚を養わなければとも思い適量を自作することにした。

ぼかし肥料はおおよそ2カ月はかかる。今のうちに仕込みをしておけば農閑期に完成させることができる。

今、しておかなければいけない仕事をしておかなければ来年の作付けが出来ない。

来年の作付けが出来なければ再来年の収入がない。

今、しなければいけない仕事の重要性を再認識させられた。

カメムシ米

e382abe383a1e383a0e382b7e7b1b3毎回精米するたびに出るカメムシに吸汁され黒くなった米粒。

もうそろそろぼかし肥料の仕込みを行わなければならず、その原料になるのだがほかに使い道はないかと思っているとちょっとしたアイデアが浮かんだ。

このお米、ただカメムシに食べられ黒ずんでいるだけで食べれないことはない、いや食べれる。

まぁ食べれるからと人は贅沢なものでこのようなものは食べないのだが、ペットのえさにはいいのではないかと思った。

ハムスターや小鳥を飼っている人は今では随分少なくなっただろうが、もし飼っている人がいれば配達のついでにお分けすることもできる。

我が家では鶏がいるが、祖父のペットになっている。

また、鶏は米を食べさせすぎると卵を産まなくなるらしく、祖父に米を渡しても毎度、少量づつしか餌付けしない。

e382abe383a1e383a0e382b7e7b1b3efbc92400gの様子。

ハムスターなどは米のやりすぎなどあるのだろうか・・・

自然農法

有機農業やら有機農法、自然農法、循環農法。

なんでもいいのさ。

ようは自分が納得すれば。

相手が共感すれば。

こんな言い方をすると語弊があるかもしれないが、これは一つのもの、事、考え方に執着しないということを意味する。

自然とはなにか。

先日の自然農法の講演会にて講師である元田裕次さんが問われていた。

講演をボイスレコーダーで録音して今聞きなおしながらこの答えを探していたが結局わからなかった。

地球が太陽の周りをまわっていたり、月が地球のまわっていたりというお話があった。

太陽風のことや月との重力の関係。地球の成り立ちから生物の成り立ち。

これらのことを知ることで自然とはなにかを得ようとしたのではないかと予想する。

もちろん自分も農を考えるときにその成り立ちをさかのぼって考え、なにが自然なのかを考えて、その流れに逆らっていないかをよく考える。

しかし、「自然とはなにか」という問いになると途端にマクロになり目の前のことしか見えなくなるような感覚になる。

それは、人が自分の生きた時間しか推し量れないからではないか・・・

自然農をされている女性が、その人の先生と仰ぐ人のいう自然農とは講師の言う自然農とは全く違うので混乱されていた。

土を耕さない、不耕起であることがたいていの自然農だが、元田さんは大量生産できる農業を目指しておられ、トラクターで耕運して野菜などを作る。

それは自然農ではないのではないか、と。

元田さんは多くの人に安心して食べられる美味しい野菜を作ることが目標だと何度も言っておられた。

トラクターを使わず、野草を削るだけで次の野菜の種を播く不耕起では生産量は限られるし、生活ができない。

これでは自然農は広がらない。

ある程度儲からないと新しい就農者は増えない。

そこで、どうすれば自然農で食べられる農業ができるかを考えていると、ある資材に出くわしたそうだ。

これを使えば10年間、土作りしなければいけないところが1年でできるようになる、と。

自分はこの資材を使おうという気にはならないが、これも一つの方法である。

否定する必要はない。

なぜなら、自然とは今あるこの姿がそれなのだから。

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昼休みにでたこの弁当。

完全マクロビオティックに準拠したお弁当。

発芽玄米のご飯、自然農法で栽培されたかぼちゃ、ニンジン。

メインに見えるカツはお麩。

にんじん以外は主催者であるタッキーさんの畑で収穫された野菜で、弁当にしたのはレモン株式会社。

「防腐剤や保存料などの添加物は使用せず、自然な状態で、昔ながらの手法で調理しています。」とHPにある。

やっぱり玄米がうまい。

タッキーさん、周りがなんと言おうと突き進んで下さい。 呼んでいただきありがとうございました。

夜の食事はいけなくてごめんなさい。

TPP 勉強会

先日の17日、JAむなかた青年部にて勉強会が行われた。

講師にJA福岡中央会の総務局農業対策部の方がこられて農協という組織がどういったものなのかや、TPPに関する事を説明してくれた。

TPPとは・・・

Trans-Pacific Partnership:環太平洋連携協定

であるわけだが、簡単にいうと物品貿易に関する全品の関税撤廃。さらにサービス貿易、政府調達、競争、知的財産、人の移動等をも自由に行うことができるという取り決め。

関税の撤廃はわかりやすいが、さらに以降の分がぴんとこないかもしれない。

説明であったのは競争でいうと、公共事業の入札に外国籍の企業が参入できるということ。

つまり、橋を建設するのに、人件費の安い外国人を使った他国籍の企業が参入すれば、安価で入札してしまう、かもしれない。

こうなると日本の雇用が奪われかねないとも言っていた。がこれはあくまで一例かな。

今回の勉強会で感じたことは3つ。

農協が農家をどう思っているのかということ。

TPPに関して多くの人が無関心であろうということ。

そして、農家は弱者であり、守ってもらわなければいけないものということ。

農協は農家をどう思っているのか、これはあくまで今回の勉強会の講師の話を聞いただけなので、いってみれば一般的なというところかな。

それは農協は農家のためにあるということ。

現在、農協は3つの危機に陥っているらしい。それは「信頼性」「経営」「思想」とのこと。

一番重要なのは思想である。

組合員である農家が農協というもののとらえ方が変わってきたのだ。

今までは農産物は農協に出荷したり、肥料や農薬は農協から買うことが当然であった。

しかし、いまでは出荷先は多方面化し、資材も一般企業から買う方が安い場合がほとんどとなった。

農家はJAを選択肢の一つと見るようになった。しかし農協側は組合員は農家あってのものという教育がされている。

実際に農協の成り立ちからいえばそうなのだが、今となってはこの意識のずれが大きいためいろいろな問題がでてきている。

はて、TPPに関してだがいったいこの国の農業はいったいどうなるのかと思う。

ここまで硬い話を書いても実際に見てくれる人はすでにそのことに関する持論をお持ちなのではなかろうか。

現在の日本の中ではわかりやすく賛否両論、真っ二つにわかれているのではないか。

農業はほとんどが反対なのだが、なかには日本の農産物が他国の富裕層向けに販売ができると賛成のところもあるらしい。(東北の米の産地などが例に挙げられた)

講師の方はTPPに参加することで起こる打撃を挙げていただいた。

そして、賛成論者の理由を一つ一つ否定しておられた。

私が聞きたかったのは、もし貿易自由化したとしてもつぶれない日本の農業を作るには今なにをしなければいけないのか、という先のこと。

これは時代のうねり。流れ。

逆らうより、身を任せ、先に何があるのか注視することが重要ではなかろうか。

変えるより、変わる。

明日食べる米の値段が気になる消費者を変えようとするより、自分が来年も農業をつづけるにはどうするかを考えるほうが楽だろう。

消防団小隊訓練

e6b688e998b2e59ba3e5b08fe99a8ae8a893e7b7b4いっちにー いっちにー くみぐみひだりへーすすめ!

11月21日から始まった消防団の訓練が2日おきに、夜7時から9時まで行われている。

小隊訓練とは・・と書こうとしたが、実際訓練を受けている私でさえこの意味・目的をはっきりとは理解していない。

ただ、火事場や災害現場で連携ある活動を行うための訓練、だろうということしかわかっていない。

このような訓練が1月10日まで合計21回も行われている。youtubeで小隊訓練と検索すれば動画がでてくるので見て頂ければどの様な訓練かわかる。

はっきり言ってこれほど時間を奪うから若者が消防団に入りたがらないのだ。と周りの大人たちは言っている。

自分も思わないことはない。最近は夜遅くまでいろいろとパソコンに向かう日々が続いている。

もちろん仕事でだが、訓練がなければもっと仕事がはかどり、昼の仕事に余裕ができる。

そうなればもっと野菜などにも手がさける・・・

みなそうだ。家族の時間や仕事、自分の時間をさいて出てきている。

未だ、答えは出てこない。

紫いも腐敗。

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去年の紫いもを貯蔵しておいて今年、苗を自分で作り作付けしていたサツマイモ。

昨年度より10分の1の量だがコンテナで6杯ほど収穫できた。

サツマイモをすべて収穫したのは11月27日だったと思う。この日に一気に収穫してしまおうと思っていると、この日は朝から放射冷却で冷え込み、霜がびっしりと張った。

サツマイモは低温害に弱いので絶対に霜が降りる前に収穫してしまわなければならなかった。

これまでまだいいだろう、まだいいだろうと他の仕事をしていると後回しになり、ついに収穫しようとした時に限って霜が降りてしまった。

写真は霜の害にあった紫いもが竪穴式貯蔵庫のなかで腐れてカビが生えたところ。

コンテナごとひっくり返してまだ腐っていない芋を選別する。

写真は紫いもだが、べニアズマはあまり冷害を受けておらずほとんど腐っていない。品種により耐寒性が違うということだろう。

紫いもで食べられるものは3分の1になってしまった。

料理研究家

me6a798e381aee69699e79086e69599e5aea4e381abe381a6先日、お客様繋がりで福岡市内の料理研究家であられるM様を紹介していただきました。

その先生のご自宅で行われている料理教室で当園のお米(お試しの2kg)を置いて頂き、生徒さんに販売するということでご協力を頂きました。

早速、電話連絡した翌日に夢つくし2kgを12袋、ヒヨクモチ1kgを約10袋、古代米に野菜を抱えてお邪魔してきました。

当日はおせち料理ということで、ちょうど当園のお米が使われる料理となっており、先生から「ご飯の粒がつやつやして立っている。なかなかこうはならない」とお褒めの言葉を頂きました。

ほんとうに有難いことです。

先生を紹介していただいたFさんにもほんとうに感謝したい次第です。

自己紹介の時に、無農薬でお米つくりは難しいのですか?という質問がありました。

その時私は、「米が一番無農薬が簡単だと思います」と答えました。

しかし、安直に簡単だといえるものでは無かったと反省しています。

ただ、他の作物にくらべてやさしいということであること、さらに今までが害虫や病気が蔓延し、収穫できないような状況になっていないだけだということとも取れます。

しかし、「現時点ではまだ稲作農家としてやっていけるほどの収益はなく、先駆的な農家の見本となれるようもう少し多くの方に当園のお米を知っていただければと思います」

と話をさせて頂きました。

まだまだスピーチがうまくなれればとも思う貴重な1日でした。

食味会2010

2010e5b9b4e9a39fe591b3e4bc9aefbc9111月29日に有機農業研究会の恒例行事、食味会が行われた。

水稲農家の自慢の米が1品、それに加え参考として今年から作付けが行われている元気つくし、そして9月下旬に会として参加した菊池の環保研現地検討会で会員がこの人の米が食べてみたいとなったTさんの七城米。

計13品の食味を検討した。

これらのお米は前もって機械による食味値を測定してあり、この値と当日に食べ比べで採点された数値の合計で順位が決まる。

2010e5b9b4e9a39fe591b3e4bc9aefbc94実際に食べて測定される項目は①外観②香り③味④粘り⑤硬さ、の5項目。

食味検査とは本来どこかが定めた正式な方法があるのだが、それとは若干採点方法が違う、有機農業研究会独自の方法で行った。

1年前もおなじブログを書いているので同じようなことを説明しているはずではあるが。

さて、気になる当園のお米の審査結果だが、今回は初めて作ってお客様から評判のよいミルキークイーンを出品してみた。

まずは機械による食味値の分析(アミロースとタンパク質のバランスや水分などが採点基準)だが、55点。

なんと驚きの劣。

55~60がやや劣。60~65普通。65~70やや良。70~80良。80以上極上。

そもそもミルキークイーンは品種の特性としてアミロース含量が低いはずだが他のお米が19.5前後なのに対して飛びぬけて高い21.3。

さらには15.5%でとめたはずの水分が12.9%と信じられない値。

これはさすが信じがたい。

そこで、実際に食べ比べした審査の結果が逆転していることを望んだ、その結果は13位中8位。5位上がった。

そして食味値と食べ比べ審査の結果から導かれる総合順位は結果的に10位だった。

結果はよろしくないものとなったが、ここで伝えたいことは機械が測定して導く食味値についてだ。

にこまるという品種を出品したIさんは食味値79点とトップだったが、実際に食べ比べしてみると6位。

逆におなじにこまるを出品したHさんは食味値70点で6位だったが、食べ比べではダントツの1位。

さらには参考として出品した七城米。有機無農薬で何十年も作られていて、5kg3500円のお米だが、食味値72だが食べ比べ試験ではダントツの13位で一番良くない結果となった。

いったいこの食味値とはなんなのか。

これをお米の販売に提示している米屋さんが多々あるが、私は全くといっていいほど当てにならないと思う。

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今回のご飯の炊飯をしていただいたのは宗像の食進会の方たち。

そのお米と一緒におひるごはんとして豚汁を作っていただいた。

最後にこの食味会の感想としてあげるとするならば、どのお米もおいしい。

それは混ざっておらず、新しいお米であればなんら問題ない。

あとはおいしいみそ汁があれば何の不足も感じないのだ。

日本人に生まれてよかった。

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