人・農地プラン


3日夜7時から市役所で補助金を含めた説明会があった。

誰の政権時に策定されたのかはわからないが農林水産省主導で「人・農地プラン」なるものが進められている。

これは地域ごとに農地を活用できる、現在又はこれから活躍が期待される人の営農計画を出し、農地の集積を図ることで日本の農業を発展させていこうとするもの。

これを進める上で新規就農者には当面の生活費(就農5年目まで)を補助する。(1人につき年間150万円)

また、農地の貸し借りを促進するために、プランに上げられている活躍が期待される人への農地の借用に協力金という形で補助がでる、というもの。

いつのときも行政が出来ることはお金を出すこと。

新規就農者の5年目までということで、私はちょうど5年目に当る。

なので来年の3月までの6ヶ月分の補助が受けられる模様。(満額もらえるとすると夫婦で111万円)

しかし、そのためには地域で策定する「人・農地プラン」に地域の中心となる経営体として認識してもらう必要がある。

その点はたぶん問題ないとは思うのだが、このプランを地域としてまとめるには相応の手間が必要になるため、私がいる部落の役員にお願いするのは無理である。

書類の作成だけでもなかなか手間がかかりそうだ。

果たして、自分で書類の作成を引き受けてまで補助金をもらうべきか・・・

その手間の分仕事をしたほうが有益な気もしなくもない。。。

ただ、この「人・農地プラン」を策定していくのであれば、大きく作っている数軒の農家の実情が聞けて、今後の光岡区の展望が把握できるだろう。

規模拡大は農作物への気持ちの入り方が希薄になりがちなため、単純な規模拡大はしない。

しかし、地域の実情や販売面から考えてもある程度の規模拡大をせざるを得ない状況になってくるのではないか、2時間超の説明会を終えて思う。

明日からようやくタニシに食べられた稲の捕植ができる。雨が降らなければ。


“人・農地プラン” への2件のフィードバック

  1. 農業関係ではないけど、以前にある財団に助成金を申請して80万円近く認可してっもらったことがあります(機器購入の為)。書類提出まで3~4回指導を受けて(FAXで)、その時はえらく面倒臭く感じたけど、内容はそれほど難しいものではなく、指摘に合わせて書き直したり訂正していくことで、求められる内容にできあがり提出できました。助成金が振り込まれた時は、こんなにすんなりと入ってくるのか?とさえ感じました。
    助成を受けた後は、翌年の報告書が義務付けられてて提出したことが記憶にあります。助成団体から定期的に届く機関誌で、助成金を受けた他の団体の活動などを知ることができたのも結構良かったです。
    目的があってきっと有益になるのであれば、利用価値があると思います。

    • そうですねぇ。活さんは機械の購入が目的とのことですが私のこの場合は生活費の助成ということになっています。
      書類の作成というのは基本に則っていれば難しくないですよね。土地の生前贈与を経験して思いました。
      ただ、今回の場合は集落の他農家さんの経営を聞かないといけないので、快く協力してくれるかどうかというところに心的ストレスがかかりそうな・・・
      とりあえず部落の役員会などがあるときに話しをもちかけてみようかと思います。