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ひらめき Archive

無農薬・無肥料のお米で酒を造る

もう何年も前から酒米を育てて酒を造ってみたかった。

私はアルコール分解酵素をほとんど持ち合わせていないので、ビールでも50ml飲めば眠くなってしまうくらい。

それでも日本酒の味くらいはわかるもので、アルコールを添加してあるものはすぐに頭が痛くなる。

阿蘇の無農薬無肥料米で造られている天祥地瑞を飲んだ時は感動した。

造ってみたいと思ってはいたが、酒米を作ってもそれを酒にすることを計画していなければ酒になることはないわけで、そこのところの話が進んでいなかったので今まで後回しになっていた。

そこで、来年には作りたいと思い、今から酒造りの話もまとめてから来年の種を買い付ける算段を今からしようと思った。

そもそも、やっぱり作りたいと思ったのは、この光岡の田んぼで無農薬栽培が広まるにはどうしたらよいかを考えていた時にでたアイデアだった。

それは、無農薬で酒米を作り酒屋が決めた値段で買い取ってくれるということが決まっていれば、回りの農家も賛同しやすくなるのではないかと思った。

私がいくら無農薬で稲をつくることができても、周りの農家が真似をしないのは同じ値段で自分も販売できないのであれば、危険を冒してまで真似はしない。

しかし、先に買取値が決まっていて、やれば売れることがわかっている、儲けることができるとわかっていれば賛同してくれるのではないかと思った。

そして、この無農薬無肥料での酒米作り、酒造りを環境保全と町づくりを兼ねて宗像市で後押しできる形にもっていければ輪も広がるのではないか。

活動をクラウドファウンディングのように出資者を募り、できた酒が返ってくるというような方法も面白いと思う。

こんな活動をブランディング、プロデュースできるような人を募集したい。

新年につき

ご無沙汰のブログになってしまった。

一時はフェイスブックに注力していたためかブログを書くことがなかったが、最近はブログはブログでログ(記録)を残すということも必要なのだと思い、常々書こう書こうお思っていた。

でも、やはり年末はありがたいことに忙しく、新年4日目にして正月気分も抜けてきたので筆を取ったというところ。

新年最初のブログというと、目標などを書きそうだが、最近は目標を立てないという思考になった。

目標など立てなくてもやりたいと思うことは時間がなくてもやるし、やりたくないことはむしろやらないほうがいい。

こうならなければいけない、こうあるべきだという観念も捨てたい。

社会的に望まれている人間の在り様は、あくまで社会的に貢献度が高い人間を、自然に社会全体が望んでいるだけであり、個人の特質などなにも考えてくれてはいない。

そんなことを思っていると、フェイスブックでほりえもんがまさにこのことを言っていたりするのが流れてきた。

自分よりも分かりやすく、的確な言葉で。

そんななか、NHKの教育番組でギークハウスなるものを知った。

シェアハウスのような形態であるが、社交辞令のような食事を一緒にとるなどということも縛りがなく、人間的に似ているもの同士がゆるく集まるところという感じ。

紹介されていた人物には週2日働き、5日休みで月に5万円の生活費だそう。

独身で家賃2万円だからできる生活。

彼の言い分ではやりたいことをする人生では週休2日はたりないという。

ここが私にはグッときた。

前提として仕事というものがやりたくないけど生活のためにするもの、ということがあるのが間違いなのかもしれないが、皆が皆やりたいことで収入を得られるわけではないし、やりたいことが収入を生み出すものではないということも個々人で変わってくる。

私も高校生の時、集団生活がいやで仕方なかったが、ある程度の適応力があったために引きこもることも出来なかった。

お金にもならないやりたいことを本当にやるには週に5日くらいは必要なのだ。

そこで、私もいつかギークハウスなるものを作ってみたいと思った。

もちろん、2日働くのであれば畑で汗を流せばいい。

もしそれも向かないのであれば農業福島園の事務作業もあるし、ネットを活用した宣伝活動だってある。

ギークハウスも巻き込んだ農園にしていければいいなと思う。

まぁ考えただけでいろいろ問題もあるがとりあえずそんなことを思ったことを記録する今年最初のブログ。

反収6俵で米5kgだと

 

3.7m正方形

お米の収穫量は化学肥料など作り方次第で1反(300坪)あたり10俵(600kg)以上になる場合がある。

それに比べ、当園のほぼ無肥料の稲作では平均で6俵(360kg)の収穫量だ。

以前の百姓三昧だよりで、「当園のお米5kgを買っていただけると約4坪の田んぼが有機になります」とお伝えしたことがあった。

今年、(平成27年度)も周りの農家さんの離農があり、私に耕作の依頼があった。

私は正直お客さんが増えるスピードより田んぼが増えるスピードが速いことに少々焦りを感じていたが、この先光岡区で後継者がいないことを思うと、いずれは否が応でも耕作を頼まれることが目に見えている。

そこで、腹を括った。

先人から教えていただいた稲を無農薬で作る技術があること、

田んぼを任される地域にいること、

ある程度の資本があること、

個人販売やお客さんとの交流をもてること、

これらの要素が有難いことに私にはあるようだ。

だったらもう臆することは無い。

田んぼを作ってくれと頼まれるのであれば引き受ければいい。

そうやって無農薬の田んぼが増えると、もしかすると川がきれいになるかもしれない。

川がきれいになると海がきれいになるかもしれない。

海がきれいになると昔のように魚が増えるかもしれない。

それを支えてくれるのがお米を買っていただけるサポーターの方たちだ。

IMG_6779 (1280x853)ちなみに、お米1合を収穫するには稲は約8株必要。

人生の節目

人生には産まれてからいくつかの節目があるようだが、結婚とは長い人生の中でも前半のうちなんだろう。

その節目を1年送れで昨日、終えた。

結婚式というものは案外、変わり行く時代背景に大きく影響されながら細かいところは移り変わっていくものなのかも知れないと感じた。

式の準備を進めていく中で、「以前は・・・」といったフレーズをよく聞いた。

そんなことはさておき、自分のなかでも何かが変わった気がした。

入籍してからの去年1年間と、今年の1年。

気持ちの何かが変わり、たぶんそれに答えるように稲もまた変わってくるのではないだろうかと思う。

まだ種も撒いていないが。

7月17日

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先日の熊本、八女や日田を中心とした豪雨災害に見舞われた方々に心からお見舞い申し上げます。

久しぶりのブログ更新となってしまった。

昨日、日帰りで熊本まで行ってきたが滞在時間は3,4時間ほど。

国道から見える白川周辺の状況を遠目で見て、初めて事の重大さを思い知らされた。

上の写真は雨の影響をほとんど受けることのなかった私の田んぼ。

こうしていつものように作がうまくいくことがありがたい。

今年は去年に比べ、タニシの量は平年並みに戻り、今では大きなタニシがうようよいる。

初めのころは小さく、苗の食害はあまりないように見受けられたが、続く長雨に思いのほか水が入りすぎた田んぼでは半分が食べられてしまった田んぼもある。

しかし川が氾濫し、堆積土で埋まってしまうことを考えると順当なうちか。

7月に入り、いろいろなことがあった。

都度、ブログに残せば良いのだが一度書かない癖をつけるとなかなか時間を取らないようになってしまった。

一つは稲がタニシに食べられ、苗作りを見直さなければいけないこと。

また、食べられたところを手植えで補植したこと。

それでも植えたところがまた食べられてしまったこと。

最近はようやく分げつが増えてきたこと。

高校時代から読んでいる自己啓発本の著者の1日セミナーに参加して気付いたこと。

鹿児島まで米粉を作りに行ったこと。

ブルーベリーをイオンの中の直売所に出荷したこと。

弟の買ったラジコン飛行機が3回連続墜落したこと。

明日は配達日。ブルーベリーを持っていきます。

ヒノヒカリ 籾摺り完了

昨日でヒノヒカリの籾摺りを完了させた。

e38392e3838ee38392e382abe383aae7b1bee691bae3828aefbc91写真は玄米用として販売するヒノヒカリを籾の混入が無いようにもう一度籾摺り機にかけている様子。

本来ならば屋内でするが、2次籾摺りの手間を省こうとフレコンバックに玄米をいれ、フォークリフトで吊り上げ、底に穴の開いたパレットで吊り上げて、パイプを使って籾摺り機に投入している様子。

この籾摺り機ではどんなに籾が混ざらないようにと思っていても、やはりどうしても混ざってしまうようだ。

最新式の籾摺り機は1回で籾の混入がゼロまで落とせるのだろうか。

今度、先輩に聞いてみよう。

はて、先日新しくした米選機だが、網の目を従来より0.05mm広い1.85mmで選別している。

そのお陰でヒノヒカリは選別がよく、小米が多くでた。

e38392e3838ee38392e382abe383aae7b1bee691bae3828aefbc92この写真だけで690kg。これがもう一つぐらいある。

これをもう一度、米選機の網を0.1mm狭めた1.75mmで選別すると、1.75mm~1.85mmの間のお米が選別される。

きっとそのお米は十分に食べられるだろう。

このお米を米粉にしようと思う。

本来なら業者がこれを格安で買い取り、米菓子になったり飼料になったりするのだろう。

もしニワトリや豚など家畜がいればこれらは自らの家で消費されるはず。

できるものなら副産物もすべて自ら活用したいと思う。

伝えることの重要性

カンブリア宮殿を見た。

今日はパティシエ。

海外修行の経験がないパティシエのチョコレートが最高の評価を得たそうだ。

そのパティシエは相当なポジティブ自立であり、だれもそのポジティブさを見習えというわけではない。

出てくる経営者はだれも真似できない人ばかり。

そりゃそうだ、だから一流の人になっている。

真似をする必要はない。

しかしいろんな勇気をもらう。

今日のパティシエが言っていたことで心に残ったのは「最高のお客は自分」であり、自分が望むものを追求すること。

そして伝えることの重要性。伝えるのは自分が追求したものについて。

簡単にいうとそんなところか。

そこで今日した仕事について私が感じたことを伝えようと思う。

今日は小麦を育てるために田んぼを耕起したのだが、麦を蒔くまでに考えないといけないことがいくつかある。

麦は水はけの良い畑に向く作物だ。

そのため、水を溜めることが前提である田んぼではそもそも不向きなのである。

そんな田んぼで麦を育てるための技術に弾丸排水という作業がある。

地中をこぶし大の直径の鉄球を引っ張って穴を貫通させることで、水の抜け道を作る作業。

祖父がその昔に麦を作っているころに使用していた道具があるのだが、倉庫の奥にしまいこんでいた。

それを引っ張り出し、何とか使えないかと試みたがトラクターとのジョイントの部品など、今日中にはそろいそうに無かったためこの作業はとりあえず断念した。

その代わりに田んぼの表面を水が流れやすいように溝を作ることで溜まらないようにしようと代替技術を考えたり・・・

結局は今日はとりあえず普通に耕起するだけになった。稲藁が麦の種まきの妨げになることと、一度土を起すことで田んぼが乾きやすくなるから、とりあえずは。

これらの新しいことにチャレンジすることはとてもワクワクする。

自分でつくった麦で焼いたパンが食べたい。ただそれだけ。

田んぼを見ながら焼きたてのパンを想像している。なんともワクワクする。

農薬や化学肥料を使わなくても、収量は少なくなるだろうが麦は作れると知ったからには自分で作らずにはいられない。

絶対おいしいだろうな、なにもパンを焼く技術など知らないが勝手にそう思う。

そんな思いで小麦を作りたいと思います。

今年は種を蒔くところまで出来ればいいかな。

来年は自分で食べれるだけの小麦が出来ればいいかな。

再来年には欲しいという方に渡せればいいかな。

その先は、周りが決めてくれるだろう。求められるようであれば答えるまで。

今年は私の小麦栽培元年にしたい。

あぁこんなのがあったらいいな

あぁこんなのがあったらいいな

気軽に行ける田舎

「ただいま」といって行ける農家

時間の流れを超スローにしてくれる空間

牛や馬がいてのんびり夕日が暮れていくのを眺めていられるところ

本当においしい野菜や米、パン・・・酒

煙の匂いですら癒してくれる

そんな空間があったらいいな

アグリスクール終了

全4講のアグリスクールが終わった。

しかし、講義が終わったところで12月10日の食と農のシンポジウムで意見討論会があったり3月には農協主催でなにかあるようで、そこが今回の集大成となるようだ。

これらには一部の学生が出る。

そもそも4講のうち4講とも出席した学生は一握り、数人だろう。

今日のアグリスクールの最後に一人ひとり感想を述べてくれた。

何かを感じ取ってくれてはいるのだがみな思うように感じたことを言葉に出来ていないようだった。

それにしてもいささか安直な感想もあり萎えるときもあった。

なにはともあれ自分自身に大きな気付きがあった。

それはほぼ即席で学生に考えてもらったプロジェクト発表の内容にある。

e3838de382afe382bfe383aae383b3e4bd93e6938d学生だからという感性ではないように思う。異業種を目指す彼らだからこその感性なのかと。

写真はネクタリンというマイナーな果物をどう売り込んでいくかという点をネクタリン体操と題してその果実の有用性を表現しつつ、健康増進に寄与する、というアセロ○体操のパクリだが発表している本人は至って本気だった。

彼の熱意に私も本気でまんざらではないと感じた。

e38282e38190e38289e381bfe3818be38293e382b7e383bce383ab学校給食にみかんを出荷している農家のみかんをどう売り込むか、というプロジェクト。

ペイントで書いた農家の顔が意外に似ていて本気で欲しくなった。

この顔のシールを集めるという子供目線の販売戦略。

ここのみかんは今年も本当にうまい。

ものがいいので一度食べたらここのみかんを欲しくなるだろう。その時にこのシールが袋に入っていたらまず忘れることは無いだろう。

この写真のプロジェクトは幼稚にも見えるが発表そのものはコストなどの普段なら言い訳にしそうな思考を除外すると本当に面白かった。

あとは実際にそれらの方向性で農家自身が行動に移すだけだと感じた。

私はなにか大きな気付きをもらった。

面白い可能性は農業には無限大に埋もれている。

おにぎり3つをぺろり

母は昨晩残ったミルキークイーンの冷や飯をおにぎりにしたところ3つあったそうな。

お昼ごはんは私も父もいなかったので特別おかずを考えていなかったそうだ。

そこでお昼になったところ、3つも入らないなぁっと思いつつ一人でぺろっと食べてしまったそうだ。

ミルキークイーンは炊いた後、保温せずに冷えたくらいがおいしい。

そしてミルキークイーンは白ご飯としてたべるのがおいしいから味ご飯などがもったいなくてできないとも言う。

粘り気が強いのでチャーハンなどにも向かない。

「味ご飯にしようかなぁっと思うけどもったいないからできないのよねぇ・・・」

・・・

もったいないからできない・・・

米の種類が料理の幅を狭めているではないか?!

そもそもお米にはそれぞれの料理に向く品種がある。

毎日食べるご飯だが食べ方は料理によって変わってくる。

とはいえ私は米穀店ではないのだから何種類も販売するわけにはいかない。

しかし、せめてミルキークイーン10kgを買ったから味ご飯ができない、チャーハンができないのはもったいない。

ミルキークイーンでもチャーハンにしようと思えばできるだろうが、ヒノヒカリも基本的には同程度おいしいのであれば、ヒノヒカリのほうがおいしくできるだろう。

料理に合わせて品種を選択して選べるようになっているのはうれしいのではないだろうか・・・

今は夢つくしが梅雨を過ぎると食味が落ちるとのことから夢つくしが売り切れてからヒノヒカリを販売していたが、特にミルキークイーンを買っていただく時は少量をヒノヒカリにすることで、料理に合わせてお米を選べる。

少量残ったとしてもブレンドして炊飯することも悪くは無いだろう。

菊池の農家さんがお米マイスターを取得しているが、これからお米のスペシャリストに米農家がなってもらいたいと話していたことを思い出した。

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