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農家 Archive

晴れ

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今日から田川佐央理さんと一緒に暮らしていくことになりました。

明日、入籍します。

数日前から快晴が続いていて、1週間前の予報では曇りのち雨、数日前になると晴れのち曇りに、そしてつい先日になり快晴の予報になり気温も21度まで上がるという晴れ男ぶりを発揮。

今までも私がいざという時にはほとんど天気は良いほうに向かう傾向だった。

これは単なる偶然にも思えるが、どうもそれだけではない何かが働いているのだろうと、家族の話しの中でもあがった。

祖父は「お前の前途は揚々としとる証たい!」と言ってくれた。

晴れたから揚々であるというより、揚々だからこそ晴れた、と私は思っている。

どっちでもいいけど。

これから当園もいろんなところで変わってくると思う。それも、全て彼女が一緒に仕事をしてくれると言ってくれているから。

どのように携わっていくかはこれから一緒に仕事をしていく中で、自分の立ち居地を見つけてくれることだろうと思う。

一番重要なのは自分が楽しいと思うことをすること。

楽しめ!さおり!

ヒノヒカリ8.16

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草が多くてよく見えませんが、順調に育っています。

株元は膨らんできているので、もう穂が上がってきているのが分かる。

ミルキークイーン・夢つくしより2週間ほど出穂(しゅっすい)が遅い。

img_00611これはミルキークイーン。

タニシ除草がうまくいくとこの状態にできるのだが。

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数日前に穂が出てきました。夢つくしより2,3日早いようです。

稲刈りはやはりミルキークイーンからですね。

順調に育っています。

稲はほんとにありがたい作物。

img_8063先日、大学時代にお世話になった熊本のぶどう農家さん(グレープビレッジ第一寿園)に1日、農業体験に行って来た。

お盆の一番忙しい時期にお邪魔してきた。

葡萄など果樹は収穫できる期間は短く、また手間もかかる。

痛みやすく繊細。傷物をお客さんに売るわけにはいかないので気を使う。

農家にもきめ細かい作業を要求される作物と、そうでない大雑把にする作業が多い作物があるが、葡萄やイチゴは繊細な作業を要求される。

対象に稲や麦、大豆など機械でする作業がほとんどなのでぶどうほど繊細になることはない。

ただ、最終的にお客さんに手渡す前の作業というのは繊細になる。米でも精米して袋詰めするときは少なからず気をつかう。

七城から菊鹿へ

朝6時、イチゴ屋のヒロ君と熊本へ行ってきた。

七城には麦の無農薬栽培をされている農家へ、菊鹿へはイチゴの無農薬栽培農家へ。

朝から雨・雨・雨・・・

古賀から太宰府に抜ける国道は朝の混雑で予想以上に時間がかかったがむしろちょうどよい時間に七城に着いた。

実は今日は数日前に思い立ち決行したので農家側のアポは全く取っていなかった。

しかし、なんと有難いことだろうか。作業の手をとめて以前にも聞いた質問に返答以上の話を聞かせていただいた。

米・麦農家の方はちょうどもち米の製粉途中だった。

e58e9fe38195e38293e381aee381afe381a0e3818be38280e3818e裸麦。農協出荷後、味噌になる。押し麦にして麦ごはんなど雑穀としても販売しているそうだ。

e58e9fe38195e38293e381aee7af89e5be8ce38184e3819ae381bf小麦、品種はちくごいずみ。同じく農協を通して醤油の原料となる。その他に製粉し、うどんやカレーの原料にもなっているそうだ。

商品開発は製粉所やレストランなどと提携して行っている。売り先がすでに決まっている。

自分の近くで慣行栽培(化学肥料と農薬、除草剤を使った栽培)で麦を作っている4Hの先輩農家は麦を作ることがまったく面白くないと話す。

中耕といって麦の条間を耕したり土寄せする作業だったり、麦踏みすることなど、それなりに手はかかるのだがいかんせん補助金が無ければ割りに合わない作物であるからだろう。

かといって無農薬でさらに2倍以上の手間をかけて麦を作っても収量が半分程度になる。

買取価格は約2倍か、そこららしい。

現在の麦の補助金は収量換算になったため、そもそも収量の少ない無農薬栽培には補助金は減ることになり、実質反収(面積当たりの収入)は減り、手間は増え、補助金が減ることでさらに収入としては少ない、というあまり色の良い話ではない様子。

まぁ詳しい買取価格は分からないし、加工品販売による利益で全体的には経営として十分面白いと思う。

なにより!自分で作った小麦粉でパンが食べたい!

小麦を栽培するのに理由などそれで十分w

今年の秋には少しばかり、種を撒きたいと思う私です。

そして、麦にお別れしたあとはそのまま菊鹿へ。

4年前、大学4年の時の夏に卒論で頭がいっぱいだった中、イチゴを無農薬で栽培している人がいると後輩から聞き、1日だけアルバイトに行ってきた。

それからというもの、一度も行かずに今に至っていた農家さん。

イチゴが農薬を使わずに作れるというはイチゴ農家からすると無謀としか思えないほどだろう。

しかし、やろうと思わないから出来ないわけで、米も同じで使わないと腹をくくるだけってことはある。

e794b0e4bba3e38195e38293e381aee38184e381a1e38194ほら。

味を言いますと、すっごい野生味が溢れていました。まるで野イチゴを食べている感覚です。

これはなにも悪いと言っているわけではありません。

今まで食べて来たイチゴが作られたイチゴという感じを受けたのです。

e794b0e4bba3e38195e38293e381aee38184e381a1e38194e79591畝の間は草がボーボー。いいなぁw

ヒロ君はいやぁ~といいながらどこから質問していいのかって感じでしたが、ちょうど昼休みにかかり作業の邪魔になるので連絡先を聞き、話を中断させて圃場を後に。

ご主人はいなかったのだが、いきなり尋ねて来たのに親身に話をしてくれた奥さんにほんと感謝です。

お土産にとイチゴに砂糖で抽出したエキスを頂きました。

e794b0e4bba3e38195e38293e381aee38184e381a1e38194e382bde383bce382b9これ、もう薬になるそうです。

炭焼き

e782ade784bce3818d1過去2年間、稲の穂が出た時に竹酢液を葉面散布してきた。

その時に使用した竹酢液は近くの農家さんの手造りだ。

数日前から3日間掛けて竹を割り、窯の中に詰めてようやくフタがされているところ。

e782ade784bce3818d2この窯ももちろん手作りだがとても多くの人手をかけて作ったそうだ。

中はレンガと赤土でできているのだが、赤土はヒビが入らないように細かい篩いに5回も通したそうだ。

今日は2時間ほど燃焼させることで生の竹の水分をあらまし取ることが出来るそうだ。

本番の火入れは明日。

私は明日は夕方まで仕事があるので終わり次第駆けつける予定。

朝から燃焼を初めて、昼ごろまでに内部に火が移り、夕方フタをするらしい。

内部の燃焼温度を測る機械があり、高い時でも500~600度程度らしく、400度を目途に燃焼させると言っていた、と思う。

炭窯であるが、本当の目的は竹酢液の採取であり、とれる炭は新築する家の床に使うとのこと。

通常、竹酢液は20Lだと3万円ほどしてもおかしくない代物。

それもそのはず。今回竹割りをして実感した。

自分がした作業は竹を等間隔に切る、割る、節を取る、束ねる、窯に入れる。これだけ。

この他に、山から竹を伐り出す、運ぶ、温度を約48時間見守るなどの工程がある。

竹の伐採、運搬、加工だけでも3人で丸2日はかかるだろう。

しかしこれから採取される竹酢液の量は200Lという。

これはあくまで原液の量で、市販されている高級な竹酢液はタール分を含まないような工夫がされていたりするようで、もう少し量も減るし、手間もかかる。

そんなことはさておき、この炭窯、ここの亭主の夢だったそうだ。

昔は集落で共同の炭窯があったそうだ。

家で火の当番が回ってくるそうで、小さいころその火の当番をさせられていたそうだ。

そんな経験がなつかしくなり、家の前に炭窯を作ったというわけ。

なんともはや、夢のある話だ。

私は家の納屋に牛が欲しい。まじで。

氷点下

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朝は苦手。

e99c9cefbc92ブルーベリーも剪定しなければいけない。

今年も花芽はいっぱいついている。

みかんは裏年がある。

ブルーベリーには聞かない。

なぜだ・・・

今日は久しぶりに快晴だった。

気持ちはよかったがなかなか仕事がはかどらないことにやきもきする。

今日は福津の養蜂農家が来た。今年も田んぼに蓮華を播いたので、ミツバチの巣を置いてはちみつをとろうということ。

息子は自分と同じ年で勉強会で同じ天下一のメンバー。イチゴ栽培をしている。

父が養蜂をしていたが、ご病気をされたということで新参者の息子が管理するという。イチゴもあるのに大丈夫だろうか・・・

養蜂もちゃんと世話をしてやらないと蜜が取れないとのこと。

ここで収穫できた蜜を農業福島園が買い取り、当園のブランドで販売しようと思っている。

地域の農家の連携第二弾。

蓮華のはちみつと言いたいところだが桜やブルーベリーの花も少しは咲きそうなので混じるかもしれない。

しかし、蓮華の播種が遅れたためちゃんと蓮華が生えてくれるかわからないため、取らぬタヌキの皮なんとやら・・・

先走らずに蓮華の生育を見ながら春先に巣箱を持ってくるとのこと。

古代米 籾すり

11月に発行するニュースレターに間に合うように古代米を籾すりした。

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これは籾から玄米を取り出した後、米粒の厚みが薄いものを選別するための網。

これが縦なったまま回転し、米粒は内側から何度も網にぶつけられてそのうちに厚みの小さいものは網を通過してしまう。

通過しなかったものが合格となり、玄米として計量、袋詰めされる。

しかし、この網は米の品種によって若干異なったりするため、いくつか用意されている。

夢つくしやミルキークイーンは通常使う網でその幅は1.85mm。

しかし、古代米は若干薄いようなので一つ下の網、1.80mmの網に取り換えた。

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その二つの網の目がこの写真だが、肉眼ではほとんど確認できない。

しかし、この差が100俵の米を選別すると2,3俵分以上の差が出てくる。(と思う)

数年前の事。自分がまだ大学生のころだが、1.80mmの網で選別するようになっていた時、籾すりを終えて業者に引き渡そうとした時に、「1.85mmの網で選別してくれ。そうでないと引き取れない。」と急に電話があったそうだ。

そんなことを急に言われても業者が引き取ってくれなければ、当時はどこにも売り先を持たないのだ。生産者が一番弱い立場にある現実だろう。

そこでもう一度網を変えて1.80mmで選別にかけたという。一つ一つ袋から機械に持ち上げて。(父と弟が手伝ったそうだ)

そうして再選別された米はくず米がたいそう出たそうだが、これも家畜用の餌として業者が格安で引き取ったらしい。

これは聞いた話だが、実際のところ再選別してでたくず米は1.80mmと1.85mmの中間なので特別見た目にはわからない。

そこで、また両方を混米して販売に出すという手法があるようだ。これで業者は再選別して出た米の分を格安で手に入れたことになる。

古代米から話はそれたが、この網を見るたびにこのお米マジックを思いださずにはいられない。

通常スーパーなどで出回っているものはこのようなマジックにかかっていると考えて間違いないだろう。

古代米3種類

ということで今日籾すりした古代米3種類。写真は一袋300g。

左から赤米・黒米・緑米。いやぁほんとに一つ一つ品種が混ざらないように掃除するのは大変だった。

とはいっても若干混ざっています。ご了承ください。

種もみを分けて頂いた先輩に感謝。

イチジク 蓬莱柿(ほうらいし)

img_6165事件があり、ブログ更新ができていませんでした。

写真は宗像市冨地原の農家、山田さんのイチジク。蓬莱柿とは品種の名前。

ネットで調べてみると、割れやすく日持ちが悪いとあった。

この写真を撮りに行った際は前日に夕立がふり、水を吸い上げたイチジクは実が水分を急激に吸収し、次の日には割れてしまった実が山ほどあった。

山田さんは「この品種は年をとると一気に熟すよ、とは聞いていたがここまでひどいとは思わなかった」と。

前日に雨が降っただけではなく、そういった品種の特性も重なったようだ。

割れた実はジャム用にしかならない。産直に出してもいいのだろうが、数が多いため手に負えず、近所などの知り合いに配っているそうだ。

先日も自分が不在の時にかごいっぱいのイチジクをもってきてくれた。

そのかごを返しに来たのに、またかごいっぱいのイチジクをもらってしまった。

ちなみに、現在発行が遅れている百姓三昧だよりには山田さんの連絡先を載せてあるので百姓三昧だよりを手にされた方はどうぞ直接お買い求めください。

発行は数日後になりそうです。

農家のこせがれネットワーク 宮治勇輔さん

ヤンマーから時たま送られてくる雑誌、Wonder Field。

今回の特集記事の題名「農業は、多次元産業へ。」

一次産業である農業を新しい産業という意味で六次産業と名付けたりしている昨今(命名の出所は知らないが)、

新しい農業のかたちをわざわざ六次などと一番最後と言わずに、一次であることに誇りを持て!というような内容だっと思うが、以前の青年クラブのリーダー研修会での公演でお会いしている宮治氏。

あれからというもの、いろいろなメディアでちょくちょく目にする。

六次産業の6とは(1×2×3)だそうだ。つまり生産、加工、流通・販売までを担う新しいビジネスモデル。

今思ったのだが、現にこれをすべて行っているところもある。しかし、この場合は(×)ではなく(+)なのではないか。

同じ6でもただ単にそれぞれをひとつにしただけでは膨れ上がり、身動きが取れないのではないか、と。

もし、これを(×)にするのであれば、もっと大きな、地域ぐるみで行う相乗効果を伴うかたちでやれるともっと効果があるのかなと、、、(余談)

結局言いたいことは簡単で、これからの農業はあり方が変わる。

今日、田んぼの畦草刈りをしていて思いついたことがある。

20万円する畦草刈り機、使っているのは自分の畔だけ。隣の田んぼも、もうそろそろ刈り時期でこっちの田んぼの耕作者は70歳後半。

この機会があれば草刈りも楽なんだろうけどなぁと思った。

そこで畔草刈り機を共同で使用するか、もしくはレンタルにすればこの1台で多くの人が使用でき、機械の利用率が上がる。

しかし、もちろんいろいろな問題もあり、利用料や修理など皆が平等に使えるにはそれ相応の仕組みが必要になる。

全国でも、どこかで農耕用機械の共同利用で成功している地区もあると思う。

そういった機械の共同利用による仕組みを導入できればと・・・

なければモデルとなるような新しい取り組みになり、全国にその手法が生きればなと思う。

これはあくまで身近なものを例にとったものだが、そんな今までにない農業の、地域の在り方が必要なのではないかと思う。

サトイモ

img_17031先日の12日から14日まで、また熊本に行ってきた。今回は2泊3日。

初日の金曜日は学生のときからお世話になっていた菊陽町の農家でサトイモを丸1日掘っていた。

ちょうど良い日差しに何もしていないとちょっと寒い程度の風が吹いていた。

写真はその畑の風景。奥には阿蘇の山が見え、煙が北に流れている。この風が流れているときは次の日が雨だとおばぁちゃんが教えてくれた。img_17001

サトイモは冬になると葉はなくなり、黒いシートの下で春が来るのを待っている。

この農家はサトイモとブドウを栽培している。サトイモはその全てが種芋として出荷され、全国に発送されているようだ。

納屋には見たこともない量のサトイモが山をなしている。

サトイモの種はとても高価だ。しかし、そのおよそ半分は中間業者により上乗せされ、消費者(サトイモ栽培農家、もしくはホームセンター等)に販売される。

そのことを計算すると、それまでにかかる手間を知れば種芋を栽培する農家がどれほどの手取りがあるのか、ちゃんと成り立つのか心配になってしまう。それほどきつい仕事である。

まるで、農業の3K(きつい、きたない、かっこわるい)を象徴するような仕事の連続だ。

自分はそのことを最近になりよくよく実感した。だからこそ種芋を買う場合はお金を払う以上に、まず掘ることの手間くらい自分でもできるのだから、それをしなければ申し訳ないではないかと思い、1日自分の分+αくらいを手伝ってきた。

このサトイモ(種芋)を掘る時期はファーマーズメンバーの恒例行事のようになっている。(ちなみに自分が現役のときは数回しかきていないが・・・)

この日も4人のファーマーズがアルバイトに来ていて、一緒に作業をした。

やっぱり農作業はトモダチと一緒にするととても面白い。改めて感じた。すると農家のおっちゃんが「家族でするとケンカすっけんねw」と。確かにそうだ。

庭の改造

一人で仕事をしていると何かと不便なのがシートをたたんだり、重たいものを持ち上げたり、ホースの蛇口を閉めに行くのでさえ3倍の時間がかかってしまうこと。

今日も「あぁもう一人だれかいてくれたらなぁ」と思いながら庭石を必死に持ち上げていた。

そんな自分の一人農業だがとてもつよい見方がいる。

それはバックホーだ。去年、ブルーベリーのバークチップを運ぶのにどうしても必要だったので購入した。

まだまだ手のようにうまくは扱えないものの、80kgか100kgかわからないが重くてつかみどころのない石も簡単に動かしてくれる。

庭を改造したといっても倉庫への通路を1mほど拡張するため庭のスペースを削り取った。

大きい庭石が6つと、生垣になっていた木が2本、その奥に植えてあったボタンの木が2本。

生垣の木は切ってしまったが、ボタンは庭木のあいた所に植えなおした。

バックホーで土をえぐっていると横から祖母が顔を覗き込ませ「ここらへんにシャクヤクをうえとったんやけどねぇ~」

っと、後になって思い出したのだろう、すでに跡形はなかった。

ボタンの木は地上部が残るが、シャクヤクは地下茎だけ残り、地上部は枯れてしまうため新芽が出てこなければどこに生えていたのかわからなくなる。

祖父母が長年親しんできた庭を自分がいろいろと改造してしまう。

シャクヤクが消えてしまい寂しそうな面影で立ち去る祖母に申し訳けない気持ちがつのる。

植え替えたボタンも地上部からは想像もできないほど根が張っていた。根の大部分を切り取ってしまったため、ちゃんと植え替えがうまくいくか心配だ。

自分なりに仕事がしやすいようにいろいろと手を加えるのだが、仕事が生活である農家では自分の仕事が祖父の生活を奪っているようで、なんだかこれでいいのか不安になる。

農家レストラン まねき猫

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先日(1月22日)に以前より行こう行こうと思いつつなかなか行かなかった農家レストランへやっと行って来た。

ここの社長さんとは以前より有機農業研究会で顔見知りであったが、奥さんとは初対面であった。

以前から勝手にニュースレターを送りつけていたので、自分がどういう人間かは大まかに知っていたためか、初対面にしてあるプロジェクトの勧誘を頂いた。

それは、玄海地区にある旅館やホテルなどから排出される生ゴミを主原料にぼかし肥料を作るプロジェクト、むなかた にぎわいエコプロジェクトである。

このプロジェクトで生産されたぼかし肥料を用い、野菜の栽培試験をしてほしいとのことだった。

もちろん、こちらとしてはいろいろな作物を作る上で、いろいろな肥料をためしたりしてみたいと思っていたため、進んで使わせてもらうことにした。

今は県からの補助事業のため補助金がでている。現在はまだ実験段階だが、この肥料生産がうまく機能すればとても良い環境循環型社会の一つが構築されることになる。

しかし、生ゴミをぼかし肥料にするまでには、多すぎる水分を乾燥させる必要があるし、度々撹拌しなければいけないことから多くの人件費もかかる。

これらのコストを捻出するにはぼかし肥料20kgで2000円という値段をつけないと採算が合わないと言われた。

この肥料を使うことで得られる野菜に2000円という原価がかかるのはとても難しい問題だ。

今回施用してみるこの肥料は、現段階では試験的な取り組みなため、結果を報告する約束で無償で5袋いただいた。

これから春にかけて作付けする予定であるジャガイモやダイコン、ほうれん草などでぼかしを使ったところと、使っていないところで試験してみる予定である。

もし、家庭菜園などで肥料をお求めの際はどうぞお問い合わせ下さい。この肥料を使って、宗像の循環型社会に貢献してみませんか?

畑を見せない

今年卒業した後輩に、実家で父とイチゴ作りを一緒にしている後輩がいる。

そこのイチゴは普通では考えられないほどの収穫量、通常の4倍ほどを上げているらしい。

後輩の父は若い頃はいろいろ試行錯誤を繰り返し勉強したそうで、だから今があるのだそうだ。

年をあけてから後輩に畑を見せてほしいとメールしたところ、返ってきた言葉にある種の衝撃を受けた。

それは「基本的に人には見せていないから無理ですね。」と。

普通、農業者であるなら自分の畑を見せるという行為は、面倒ながらまぁしぶしぶながらにせよ引き受け、実際に見に来たときにはいろいろと自慢をしたくなるもの。

しかし、畑とはその人の技術の集大成がそこにあるのだ。

その技術を惜しげもなく披露するということは、たとえば特殊な技法で作られる成品の企業秘密の部分をみせることと同じではなかろうか。

たしかに、農業は畑を見ただけで簡単にわかるものではないのだが、その自分の技術を簡単に見せるほど安くは無い、と言わんとしているのではないかと、自分は思う。

みかん農家の人にも、農業者は自分の技術を他人に簡単に教えすぎだ、と批判する人もいたので、そういった考え方もあるのかとは思っていた。

いままで教えてくださいとその人のところにいくと惜しげもなく教えてくれることが普通になっていた時もあった。

今回の後輩の一言は、そのことを如実に表してた。

もちろん、畑を見せないようにしているのは後輩の父の方針なのだろうが、そんな父親の元で一緒に農業ができることが羨ましく思ったりもする。

農は一人ではできない

先日、お米の配達にうかがった際に、お宅にお邪魔させていただき話をしていた。

その方は以前、奈良県で幼稚園の園長さんをされていた方で、園児の農業体験などでお世話になっていた青年の農業者がいたという。

その方は私のような新規就農者で頑張っていたそうだが、周りの農家から意地悪をされるようになり、ついには農業を辞めてしまったという。

先進的な農業のやり方ではあったが、それが周りの農家からは認められず、看板を立てるにしても周囲の人たちへの配慮が足りなかったのか、除けるように言われたり、保育園バスが来たときには農道で邪魔になったのか意地悪をされていたという。

詳しい話は聞かなくても大方のところ、見当がつく。

それは、その青年が農業というものが日本においてはどれほど地域性が必要な事かを理解していなかったのではないのかと思う。

そして、それを教える周りの農家がいなかったのではないか、と。

今現在、農業を志す若者を欲しているのはどこの農村地域でも同じだ。だから、この青年もある意味では先進的な農業で地域を活性化しようと意気込んでいたのかもしれない。また、それを応援していた方々も少なくないはずだ。

しかし、農業をする以上、守らなければならないルールがどうしても地域には存在する。一見すると、古臭くて面倒な人間関係や、無駄だと思われる出事の数々。

これらを守ることと、今までの常識にとらわれない農業をすることとは違うということだろう。

かくいう自分も周囲の農家からしてみれば今までの常識からは考えられないことをしてる。そのため、なるべく自分は周囲の迷惑にならないように最低限のマナーは守っている、つもりではある。

それでもなかなか自分のやり方を貫くということは地域の中の農業であるだけに難しい。

続 みやじ豚

先日の続きだが、今日は講演内容について。

みやじ豚の社長、宮治勇輔さんは「農業をかっこいい、感動がある、稼げる3K産業に」をモットーに活動をされているらしい。

その3Kにするには農家のこせがれが、実家に帰り、農業を継ぐことが最短、最速だという。

たしかに、政府の雇用対策で農業に就農する支援金を出し、新規就農者を増やそうとした。そうすることで、農業者が増え、自給率も上がり、失業者も減るという一石三鳥のつもりだった。

しかし、実際には多額のお金をつぎ込んだのに、実際に農業を始められたのはいなかったという。

それに対し、農家のこせがれで後を継ぐということは、家賃なし、食費なし、技術指導つきとくる。よって最短最速というわけだ。

問題は実家に帰り、後を継ぐといっても同じ事をやるのでは、収入は少ない。技術指導が親であるなら、同じ作物で、同じ作り方になってしまう。これではもとの3K産業となんら変わりない。

そこで作られたのが、農家のこせがれネットワークだ。一人、もしくは1家ではどうにもならないのが、数人・数十人が集まることで、いろいろなアイデアが出たり助け合ったりできる。そういう農業の場にこせがれを戻す手助けをするグループ。

自分もぜひこのグループに参加したいと思った。やはり、去年から農業をはじめて、すでにほとんどの作業を自分ひとりでしているが、手が回らないや、頭が回らないなど、個人では限界が近く、仲間の存在を強く感じるからだ。

けっきょくみやじ豚の話しより農家のこせがれネットワークの話しになってしまった。

九州・沖縄地区農業青年クラブ リーダー研修会

ここ数日、ブログの更新ができませんでお詫び申し上げます。

なにを隠そう、先日の月、火曜日に四国の石鎚山に登りまして、神秘と触れてきました。

そのために、前後日は田圃の仕事やお米の配達等、しわ寄せする感じで動いていました。

また、次の土日も休みを取らせていただきまして、山口までキャンプに行ってまいります。夏の休みをすでに取る形ですが、やはりたまには生き抜きも必要ということですか。自分で言ってしまっては元も子もないんですが。

img_3276そんな中、最近の百姓にもいろいろな出事がありまして、農業青年者クラブ(通称4Hクラブ)の九州大会が吉塚でありました。

もちろん初めて参加するのですが、今回の講師には関東よりわざわざ来てくれました、みやじ豚の代表取締役でもあり、農家のこせがれネットワークCEOでもあります、宮治勇輔さんのお話を聞いてきました。

以前、知人より農家のこせがれネットワークなるものの存在はきいていたのですが、まさかこんなところで代表さんに会えるとは思っても見ませんでした。

宮治さんは農業専門のプロデューサーといった感じで、関東でお仕事をされているため、九州にはない大都市圏での農業事情を感じました。

今の農業ブームの真ん中を走っておられる方で、こんな方と知り合える機会もなかなかないためいいところに参加できたものだと、有り難く感じました。

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