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農家 Archive
イチジク 蓬莱柿(ほうらいし)
- 2010-09-04 (土)
- 農家
写真は宗像市冨地原の農家、山田さんのイチジク。蓬莱柿とは品種の名前。
ネットで調べてみると、割れやすく日持ちが悪いとあった。
この写真を撮りに行った際は前日に夕立がふり、水を吸い上げたイチジクは実が水分を急激に吸収し、次の日には割れてしまった実が山ほどあった。
山田さんは「この品種は年をとると一気に熟すよ、とは聞いていたがここまでひどいとは思わなかった」と。
前日に雨が降っただけではなく、そういった品種の特性も重なったようだ。
割れた実はジャム用にしかならない。産直に出してもいいのだろうが、数が多いため手に負えず、近所などの知り合いに配っているそうだ。
先日も自分が不在の時にかごいっぱいのイチジクをもってきてくれた。
そのかごを返しに来たのに、またかごいっぱいのイチジクをもらってしまった。
ちなみに、現在発行が遅れている百姓三昧だよりには山田さんの連絡先を載せてあるので百姓三昧だよりを手にされた方はどうぞ直接お買い求めください。
発行は数日後になりそうです。
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農家のこせがれネットワーク 宮治勇輔さん
ヤンマーから時たま送られてくる雑誌、Wonder Field。
今回の特集記事の題名「農業は、多次元産業へ。」
一次産業である農業を新しい産業という意味で六次産業と名付けたりしている昨今(命名の出所は知らないが)、
新しい農業のかたちをわざわざ六次などと一番最後と言わずに、一次であることに誇りを持て!というような内容だっと思うが、以前の青年クラブのリーダー研修会での公演でお会いしている宮治氏。
あれからというもの、いろいろなメディアでちょくちょく目にする。
六次産業の6とは(1×2×3)だそうだ。つまり生産、加工、流通・販売までを担う新しいビジネスモデル。
今思ったのだが、現にこれをすべて行っているところもある。しかし、この場合は(×)ではなく(+)なのではないか。
同じ6でもただ単にそれぞれをひとつにしただけでは膨れ上がり、身動きが取れないのではないか、と。
もし、これを(×)にするのであれば、もっと大きな、地域ぐるみで行う相乗効果を伴うかたちでやれるともっと効果があるのかなと、、、(余談)
結局言いたいことは簡単で、これからの農業はあり方が変わる。
今日、田んぼの畦草刈りをしていて思いついたことがある。
20万円する畦草刈り機、使っているのは自分の畔だけ。隣の田んぼも、もうそろそろ刈り時期でこっちの田んぼの耕作者は70歳後半。
この機会があれば草刈りも楽なんだろうけどなぁと思った。
そこで畔草刈り機を共同で使用するか、もしくはレンタルにすればこの1台で多くの人が使用でき、機械の利用率が上がる。
しかし、もちろんいろいろな問題もあり、利用料や修理など皆が平等に使えるにはそれ相応の仕組みが必要になる。
全国でも、どこかで農耕用機械の共同利用で成功している地区もあると思う。
そういった機械の共同利用による仕組みを導入できればと・・・
なければモデルとなるような新しい取り組みになり、全国にその手法が生きればなと思う。
これはあくまで身近なものを例にとったものだが、そんな今までにない農業の、地域の在り方が必要なのではないかと思う。
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サトイモ
先日の12日から14日まで、また熊本に行ってきた。今回は2泊3日。
初日の金曜日は学生のときからお世話になっていた菊陽町の農家でサトイモを丸1日掘っていた。
ちょうど良い日差しに何もしていないとちょっと寒い程度の風が吹いていた。
写真はその畑の風景。奥には阿蘇の山が見え、煙が北に流れている。この風が流れているときは次の日が雨だとおばぁちゃんが教えてくれた。
サトイモは冬になると葉はなくなり、黒いシートの下で春が来るのを待っている。
この農家はサトイモとブドウを栽培している。サトイモはその全てが種芋として出荷され、全国に発送されているようだ。
納屋には見たこともない量のサトイモが山をなしている。
サトイモの種はとても高価だ。しかし、そのおよそ半分は中間業者により上乗せされ、消費者(サトイモ栽培農家、もしくはホームセンター等)に販売される。
そのことを計算すると、それまでにかかる手間を知れば種芋を栽培する農家がどれほどの手取りがあるのか、ちゃんと成り立つのか心配になってしまう。それほどきつい仕事である。
まるで、農業の3K(きつい、きたない、かっこわるい)を象徴するような仕事の連続だ。
自分はそのことを最近になりよくよく実感した。だからこそ種芋を買う場合はお金を払う以上に、まず掘ることの手間くらい自分でもできるのだから、それをしなければ申し訳ないではないかと思い、1日自分の分+αくらいを手伝ってきた。
このサトイモ(種芋)を掘る時期はファーマーズメンバーの恒例行事のようになっている。(ちなみに自分が現役のときは数回しかきていないが・・・)
この日も4人のファーマーズがアルバイトに来ていて、一緒に作業をした。
やっぱり農作業はトモダチと一緒にするととても面白い。改めて感じた。すると農家のおっちゃんが「家族でするとケンカすっけんねw」と。確かにそうだ。
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庭の改造
一人で仕事をしていると何かと不便なのがシートをたたんだり、重たいものを持ち上げたり、ホースの蛇口を閉めに行くのでさえ3倍の時間がかかってしまうこと。
今日も「あぁもう一人だれかいてくれたらなぁ」と思いながら庭石を必死に持ち上げていた。
そんな自分の一人農業だがとてもつよい見方がいる。
それはバックホーだ。去年、ブルーベリーのバークチップを運ぶのにどうしても必要だったので購入した。
まだまだ手のようにうまくは扱えないものの、80kgか100kgかわからないが重くてつかみどころのない石も簡単に動かしてくれる。
庭を改造したといっても倉庫への通路を1mほど拡張するため庭のスペースを削り取った。
大きい庭石が6つと、生垣になっていた木が2本、その奥に植えてあったボタンの木が2本。
生垣の木は切ってしまったが、ボタンは庭木のあいた所に植えなおした。
バックホーで土をえぐっていると横から祖母が顔を覗き込ませ「ここらへんにシャクヤクをうえとったんやけどねぇ~」
っと、後になって思い出したのだろう、すでに跡形はなかった。
ボタンの木は地上部が残るが、シャクヤクは地下茎だけ残り、地上部は枯れてしまうため新芽が出てこなければどこに生えていたのかわからなくなる。
祖父母が長年親しんできた庭を自分がいろいろと改造してしまう。
シャクヤクが消えてしまい寂しそうな面影で立ち去る祖母に申し訳けない気持ちがつのる。
植え替えたボタンも地上部からは想像もできないほど根が張っていた。根の大部分を切り取ってしまったため、ちゃんと植え替えがうまくいくか心配だ。
自分なりに仕事がしやすいようにいろいろと手を加えるのだが、仕事が生活である農家では自分の仕事が祖父の生活を奪っているようで、なんだかこれでいいのか不安になる。
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農家レストラン まねき猫
先日(1月22日)に以前より行こう行こうと思いつつなかなか行かなかった農家レストランへやっと行って来た。
ここの社長さんとは以前より有機農業研究会で顔見知りであったが、奥さんとは初対面であった。
以前から勝手にニュースレターを送りつけていたので、自分がどういう人間かは大まかに知っていたためか、初対面にしてあるプロジェクトの勧誘を頂いた。
それは、玄海地区にある旅館やホテルなどから排出される生ゴミを主原料にぼかし肥料を作るプロジェクト、むなかた にぎわいエコプロジェクトである。
このプロジェクトで生産されたぼかし肥料を用い、野菜の栽培試験をしてほしいとのことだった。
もちろん、こちらとしてはいろいろな作物を作る上で、いろいろな肥料をためしたりしてみたいと思っていたため、進んで使わせてもらうことにした。
今は県からの補助事業のため補助金がでている。現在はまだ実験段階だが、この肥料生産がうまく機能すればとても良い環境循環型社会の一つが構築されることになる。
しかし、生ゴミをぼかし肥料にするまでには、多すぎる水分を乾燥させる必要があるし、度々撹拌しなければいけないことから多くの人件費もかかる。
これらのコストを捻出するにはぼかし肥料20kgで2000円という値段をつけないと採算が合わないと言われた。
この肥料を使うことで得られる野菜に2000円という原価がかかるのはとても難しい問題だ。
今回施用してみるこの肥料は、現段階では試験的な取り組みなため、結果を報告する約束で無償で5袋いただいた。
これから春にかけて作付けする予定であるジャガイモやダイコン、ほうれん草などでぼかしを使ったところと、使っていないところで試験してみる予定である。
もし、家庭菜園などで肥料をお求めの際はどうぞお問い合わせ下さい。この肥料を使って、宗像の循環型社会に貢献してみませんか?
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畑を見せない
今年卒業した後輩に、実家で父とイチゴ作りを一緒にしている後輩がいる。
そこのイチゴは普通では考えられないほどの収穫量、通常の4倍ほどを上げているらしい。
後輩の父は若い頃はいろいろ試行錯誤を繰り返し勉強したそうで、だから今があるのだそうだ。
年をあけてから後輩に畑を見せてほしいとメールしたところ、返ってきた言葉にある種の衝撃を受けた。
それは「基本的に人には見せていないから無理ですね。」と。
普通、農業者であるなら自分の畑を見せるという行為は、面倒ながらまぁしぶしぶながらにせよ引き受け、実際に見に来たときにはいろいろと自慢をしたくなるもの。
しかし、畑とはその人の技術の集大成がそこにあるのだ。
その技術を惜しげもなく披露するということは、たとえば特殊な技法で作られる成品の企業秘密の部分をみせることと同じではなかろうか。
たしかに、農業は畑を見ただけで簡単にわかるものではないのだが、その自分の技術を簡単に見せるほど安くは無い、と言わんとしているのではないかと、自分は思う。
みかん農家の人にも、農業者は自分の技術を他人に簡単に教えすぎだ、と批判する人もいたので、そういった考え方もあるのかとは思っていた。
いままで教えてくださいとその人のところにいくと惜しげもなく教えてくれることが普通になっていた時もあった。
今回の後輩の一言は、そのことを如実に表してた。
もちろん、畑を見せないようにしているのは後輩の父の方針なのだろうが、そんな父親の元で一緒に農業ができることが羨ましく思ったりもする。
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