ミルキークイーンの穂が若干首を曲げるようになってきた。穂ぞろい期を過ぎたころ。
ここで稲ににがりと竹酢液を葉面散布した。
散布する時間帯は夕方から日が暮れる前まで。日が暮れてしまうといけないという。植物の生理は1日のうちで大きく変わっているからだそうだ。
1日で散布できる面積は限られる。最近は雨が多く、散布するタイミングが少ない。
写真は昨日で、今日は小雨がパラついていたので断念した。
この日、ホースを引っ張ったせいかまた腰をやってしまった。w
我ながら体の弱さにあきれる。
にがりと竹酢液の葉面散布、正直必要なのかどうか、疑問に思うところでもある。
散布の季節になったので稲に聞いて回った。「おーい、ミネラルはいるか~い?」
風は左から右に流れ、穂は横に首を振っていた。しかし、答えは無言だったように感じた。
というのも、植物というのは何が一番よいかではなく、栽培者の気持ちをそのまま表している様に思ったからだ。
先日のアイガモでもそうだ。親に良く似るようだ。
となりの稲を見てみると株がガッチリ太く、肥料が効いて緑が濃い。雑草は一本もない。その田んぼの耕作者はそんな性格の人で、すぐに顔が思い浮かんだ。
なにも正解などなく、その人が思うものがそこに現れるだけなんだ。
自分の稲を見ていると、まるで自分を見ているようだ。
だから、自分がにがりと竹酢液でミネラルを補給する事で、米が美味しくなると思っているのであれば、信じて貫くだけなんだと。
明日は晴れるかなぁ・・・
“にがり散布” への2件のフィードバック
「風は左から右に流れ、穂は横に首を振っていた。しかし、答えは無言だったように感じた。」
小説にありそう。文才ありますね!\(^o^)/
これからも、美味しいお米作り、楽しんで下さい!
応援してます☆
いやぁそうですかねぇ(照;;
ありがとうございます。楽しさをこうして少しでも伝えていきたいと思います。