にがり散布


e381abe3818ce3828ae695a3e5b883ミルキークイーンの穂が若干首を曲げるようになってきた。穂ぞろい期を過ぎたころ。

ここで稲ににがりと竹酢液を葉面散布した。

e695a3e5b883濃度はにがりが500倍、竹酢液が300~400倍程度。

散布する時間帯は夕方から日が暮れる前まで。日が暮れてしまうといけないという。植物の生理は1日のうちで大きく変わっているからだそうだ。

1日で散布できる面積は限られる。最近は雨が多く、散布するタイミングが少ない。

写真は昨日で、今日は小雨がパラついていたので断念した。

この日、ホースを引っ張ったせいかまた腰をやってしまった。w

我ながら体の弱さにあきれる。

にがりと竹酢液の葉面散布、正直必要なのかどうか、疑問に思うところでもある。

散布の季節になったので稲に聞いて回った。「おーい、ミネラルはいるか~い?」

風は左から右に流れ、穂は横に首を振っていた。しかし、答えは無言だったように感じた。

というのも、植物というのは何が一番よいかではなく、栽培者の気持ちをそのまま表している様に思ったからだ。

先日のアイガモでもそうだ。親に良く似るようだ。

となりの稲を見てみると株がガッチリ太く、肥料が効いて緑が濃い。雑草は一本もない。その田んぼの耕作者はそんな性格の人で、すぐに顔が思い浮かんだ。

なにも正解などなく、その人が思うものがそこに現れるだけなんだ。

自分の稲を見ていると、まるで自分を見ているようだ。

だから、自分がにがりと竹酢液でミネラルを補給する事で、米が美味しくなると思っているのであれば、信じて貫くだけなんだと。

明日は晴れるかなぁ・・・

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“にがり散布” への2件のフィードバック

  1. 「風は左から右に流れ、穂は横に首を振っていた。しかし、答えは無言だったように感じた。」
    小説にありそう。文才ありますね!\(^o^)/
    これからも、美味しいお米作り、楽しんで下さい!
    応援してます☆