分づき米


img_2500左が白米、中が7分づき、右が5分づき。

この写真ではなかなか解かりにくいとは思うが、白米と7分の違いといえば胚芽の部分がほぼ残っていて、表面はうっすら黄色がかっている。

7分と5分の差は米の表面に糠が残っているのが分る。そのため黄色も濃い。

よくお米の注文時に聞かれることに「胚芽米ですか?」という質問がある。厳密に言えば、7分づき、5分づきは胚芽米ではありません。しかし、歩どまりを見てみると、白米が91%、7分が94%、5分が96%に対して、胚芽米は93~94%とのこと。ということは、歩どまりだけをみれば、7分づきとあまりかわりがないということになる。

胚芽米(胚芽精米)とは、特殊な精米方法により精米されていて、胚芽の部分だけを残し、米表面のヌカの層をキレイに取り除いたお米をいう。

分づき米は、精米する過程の圧力を弱くし、糠の層と胚芽の部分が残る様に精米したもの。そのため、7分づきに残る胚芽の部分も表面は削れており、おおよそ発芽はしないだろう。胚芽米は、胚芽の部分が削られることなく残っているので、給水した場合には発芽するのである。

※農業福島園で承っている7分づき、5分づきはあくまで目分量で圧力調節しています。そのため、精米の度に若干歩留まりが異なることがあります。

胚芽米の特殊な精米方法とは・・・後日アップします。

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“分づき米” への1件のコメント

  1. 胚芽が残っとりゃ胚芽米っち思っとった。

    今うちにある米は、ばあさんが自家精米機の精米時間を短縮したか何かで、この写真の5分づきぐらい黄色い。
    前は大吟醸で粒が小さくなっていた。。