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米販売 Archive

新年

1年の計は元旦にあり、というのは脈々と続く日々にどこかで区切りをつけないと気がすまないからなのだろうか。

冬から春になるときが1年のはじまりという感覚は、人類が狩猟をしていた時から、つまり太陽暦などが産まれる前からなんとなく作られてきたのだろうと思う。

有難いことに稲作は春が来てからがスタートなので、正月を迎えるとまた今年一年という気持ちになる。

苺農家は12月から収穫があり、5月か6月上旬ごろまでが1年の作になるので区切りといえば初夏ごろになるのだろうか、などと思ったこともあった。

本当の正月はやはり旧暦で祝うほうが日本人の心には合っているのではないかとも思う。

年賀状にも「新春」などと書くが、やはり梅が咲く頃にぴったりな言葉だと思う。

 

なにはともあれ、1年の振り返りと今年の展望を記しておきたい。

2016年は新しい出会いが本当に多かった年だった。それぞれまったく別のところで知り合ったはずなのに、あっちの人とこっちの人は知り合いだったりした。

またその多くが今後に大きく係ることを予感させるものだった。

その上で、今年の展望として、目標として記しておきたいのは、一番は酒造りであること。

農協から山田錦の種籾が20kgほど購入することが出来、カメノオ酒造さんで私の酒米だけで仕込んでもらえることになっている。

これを環境保全と絡めて地域や行政と一緒に一つの銘柄を作って行きたいと思う。

また、通常のお米に関してもハッピーヒルと呼ばれる自然栽培提唱者、福岡正信さんが改良したお米が加わり5品種になる予定だし、ササニシキも量は少ないながらも栽培する予定であることは、これまでの流れからいれば大きく変わる点。

栽培面積は全ての田で稲を作る上、今のところ2枚の田が増える予定なのでおおよそ10町になるだろうと思われる。

3年前は10町になることが予測もつかなかったが、腹が据われば話は早いもので、やればできるの精神で進んでいる。

祖父母の母屋の一室を加工場にして、餅屋を始めることも考えられるし、鶏を飼う野望もある。

今年もとても楽しみな年になりそうだが、一番は米作りであるので、その基盤整備が一番である。

1月から3月の農閑期にどこまで稲作以外のことが手につけられるかは未知数なので、楽しみながら全力で農閑期を過ごしたいと思う。

新米の刈り取りが始まった

 

 

8月下旬から稲刈り前にやっておかなければいけない仕事をなんとか間に合わせ、その忙しさのまま稲刈りが始まった。

9月23日から27日まで4日間続けて稲刈りで、昨日も雨で刈取ができなかったが籾摺りをした。

そして、今日。10月1日。宗像大社ではみあれ祭が行われ、フェイスブックのタイムラインにはあの人もこの人も祭のことが上がっている。

自分は稲刈りが忙しいこの時期は、夜にテレビのニュースで知る程度。

いつかは見てみたいものだ。

 

さて、今年の籾摺りには新しい機械を導入した。

色彩選別機と選別機。

色彩選別機はカメムシの食害による黒い粒を取り除くためだが、選別機は2台目。

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写真の左端に見えるのが籾摺り機で、この前に粗選機がある。

粗選機から籾摺り機、石取機を通り、1回目の選別機。この選別機は網目1.75mmでお米の厚みを選別する。

この1.75mm以下のお米は特に小さくほとんど青く薄っぺらいのが見て取れる。

この選別機の後に色彩選別機に入り、カメムシや籾を除去。

さらに2台目の計量選別機に入る。この選別機は網目1.80mmもしくは1.85mmで選別している。

先に1.75mmで選別してあるので篩いに落ちるのは中米(ちゅうまい)と呼ばれる1.75mm~1.80mmの間のお米。

全体的には青い米が多いがまだ十分食べられる見た目の米が多い。

お米の買い取り業者には、農家に1.85mmで選別させて、小米を安く買い取り、自分で中米を抜き取り精玄米に混ぜて販売している場合もあるらしい。

しかし、この若干厚みのうすい米も問題なく食べられる。

いままで1kg50円程度で買い取ってもらっていたがもったいないので自分で販売していこうと思う。

なぜここまでしようと思ったかというと、米ぬかの販売を始めてから思い知ったことがある。

それは無農薬の米ぬかを探しているという人が意外と多いこと。

今まで米ぬかは聞かれたらありますよ、程度で答えていた。しかし、きちんと脱酸素材を入れて販売を始めたところ、実に多くの注文をいただくようになった。

以前、東京で研修を受けたときに聞いた言葉に「売れない理由は売っていない」というものがある。

物はある、サービスはあるのにきちんとした形にして、きちんとした値段をつけていないだけで売れないのだ。

小米もしかり。

厚みの薄い米自体があるということが一般的に知られていない。

知られていないから売れないだけで、きちんと説明して、きちんと販売できれば売れるはずである。

中米という厚みの薄い米ができるのは稲の性質だからそれをきちんと伝える必要がある。

今度はその理由を書いていこうと思う。いつになるやら・・・

3品種のお試しパック1088円

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農業福島園のことを始めて知っていただいた方にまずは当園のお米を試食してもらいたいと思っていて、ようやくこの形に落ち着きそうだ。

ミルキークイーン、元気つくし、ヒノヒカリの3品種。もちろんどれも無農薬。

各450g(3合入り)、送料・代引き手数料込みで1088円。

米という漢字は、十書いて、八、八、で1088円。

精米の指定は玄米もしくは白米のみ。

ウェブサイトで一つの商品としてアップしたいのだが、システム担当の兄が超多忙のためすぐにはウェブ上にはお目見えできない様子。

もしご希望の方がおられましたらお名前・住所・電話番号をメール・FAX・電話にてお伝え下さい。

1088円の代金引換にて発送させていただきます。初回限定。精米は玄米か白米に限らせていただきます。

宛先:info@100sho.net

FAX:0940-72-5066

 

もちろん1088円は赤字。

もちろん宣伝費と思い身銭を切るということも必要なんだろうけど、今までは少し頑なに“安売りはしない”と決めていた。

しかし、最近はずいぶん肩の力がいい意味で抜けられるよになったと思う。

米という字から1088円。面白いじゃないか。

 

 

12月に入って

今年も残すところあと4週間を切った。

ほとんど更新しなくなっていたブログ。いろいろと感じていることはあるのだが、子供との時間を大切にしようと夜はなるべく仕事モードにしないようにしている。

自営業の両親のもとに育てられた私は、潜在意識の中に「自営業とは休み関係なく働くものだ」と刷り込まれているようだ。

 

それを最近は打ち破ろうと、なるべく家族の時間を大切に考えるようになった。

自分が小さい頃、もっと遊んで欲しいとなんとなく思っていた気持ちを、同じように息子に与えたくないものだ。

最近はそういうわけで、出来る仕事ととりあえず後回しにしておく仕事、もう出来ないからあきらめた仕事で気持ちを割り振っている。

出来る仕事、それは今現在のところ販売である。

今年、さらに広がった田んぼで増えた収穫量。せっかく同じように気持ちを込めて収穫したお米を余らしてはもったいないし、このお米の販売ができてこそ次のステップに進める。

販売とはつまり、多くの人に知ってもらい、応援してもらうこと。

応援してもらえる農業だと自信を持っておきたいものだ。

そして、とりあえず後回しにしておく仕事は、稲刈り後の片付け。

米の乾燥・調整の機械の整備が手付かずだが、気温が15度を下回れば虫の発生はほぼないので、とりあえず新米の季節は販売に注力するために後回しにしているのが現状。

とはいっても販売だけではなく、もち米や古代米の調整なども先にすべき仕事として入ってくるのでこちらも後回しにはできない。

年末には餅つきが待っているのでこれまでには調整作業と道具の片付け・整備を終わらせておきたい。

そうでないと機械がきれいにらなないまま年を越すことになってしまいかねない。

潜在意識が自分の現状を作り上げていることを実感する毎日だ。

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先日頂いた定期配達のお客様から。

この一言が本当に嬉しい。

プレミアムマルシェ@福岡マリノアシティ

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先日の11月8日・9日に西区にあるマリノアシティにて、ヤンマー主催のプレミアムマルシェに出店させていただいた。

このマルシェはヤンマーの「都会の人々の農業や漁業への関心を、産業としての価値をもっと高めたい」という思いから催されているもの、だそうです。

現段階では出店手数料など一切かからず、出展者にはお弁当まで出してくれて開催されています。

ブースの備品にはデザイナーがデザインしたであろうプレミアムマルシェのロゴが入ったテントや木箱、会場には板張りの段を設けるなどの力の入りよう。

これまで東京、大阪、仙台と大都市で開催してきてここ福岡にやってきた。

これまで気持ちいい秋晴れの日が多かったがあいにくこの二日間は曇りや雨が降る天気になった。

主催者側も若干肩の力が落ちていたようだが、私としてはこのような取り組みをするヤンマーという会社が好きになったし、こだわりを持って販売することがどういうことなのかなど、大変勉強になった2日間だった。

 

まったく当園のことを知らないお客さんに、通り過ぎる一瞬に興味を持ってもらうのは、配達や発送の販売とは全く違うスキルが必要だということを改めて思い知った。

1日目には写真のような状態で商品を陳列し、古代米や米粉に興味を持ったお客さんだけが足を止め、どんなものを売っているのか、値段がいくらなのかを眺めて販売していくという状態だった。

しかし、どこにでもあるような一見すると普通のお米は売れなかった。

そこで、ミルキークイーンのもちもち感は食べてみないとわからないということで、2日目にはミルキークイーンの白米を1升、元気つくしに古代米ブレンドを混ぜたものを5合、2つの炊飯器を持って参加した。

結果はミルキークイーンを試食してもらえた人の中にはそのもちもち感を気に入ってもらえて600gを買っていただいたし、古代米ブレンドのような雑穀を今まで試したことが無かった人でも、試食してみると意外においしいと思ってもらえたようで、古代米ブレンドを買ってもらえることもあった。

よく宗像で無農薬・無化学肥料で稲を作っている人がいるなんて知らなかったといっていただくが、食べなければそのおいしさはわからないし、知らなければ普通の田んぼと変わりないわけで、まずは知ってもらうことが大切なのだろう。

今回のマルシェでお米を買っていただいた方にはパンフレットを渡したが、まだ自分がどういう思いで農業をしているのかということまで伝わっていないと思う。

そこまで伝えることが出来ればよかったなと、反省。次回への改善点だ。

また、こうしてブログで私が販売に力を入れていることを書くという理由が、農薬や化学肥料を使わなくても農業ができるといこをもっと多くの人に知ってもらいたいから。

もっと多くの人に知ってもらい、応援してもらうことができれば宗像で農薬・化学肥料不使用の田んぼが広がることが出来るはず。

 

生産と販売

百姓は自分で売ることが出来ないから儲からない。

簡単に言ってしまうが農作物を育てることはまったく簡単ではないし、育っている野菜は待ってはくれない。

そんな状況のなかで個人販売をすることは相当に難しい。

自分で売ることが出来ないとは売る能力がないということもさることながらその手間暇が無いのだ。

これはがんばって解決できるものではなく、育てているものへの時間を削る以外にない、と今になって気付いた。

面倒をみることに多すぎるということはないのだから。

もっと田んぼや畑に力を注ぎたいが、待ってくれているお客さんがいる。

買ってくれる人がいるから育てることができるが、育てることもままならなくなっては本末転倒だ。

ではどうするか。

今の自分で考えられる選択肢は二つ。

一つは自分で生産と販売を両立する規模で頑張る。

一つは生産か販売、どちらかに多くのウェイトを置き、もう片方は人に任せる(パートナーを見つける)。この場合のパートナーは嫁さんに限らず気の合う仲間といった感じ。

自分の農産物だけを販売していても視野が狭いし、独りよがりになるし、広がりがないし・・・

生産面からすればもっと作物を見る時間がさらにいいものを生み出す原動力であることに間違いないし。

No.21の百姓三昧だよりにも書いたがようやく自分で自転車をこいで回っていくようになったところである種の岐路にきているのだろう。

5年目

5年目の夏が過ぎていきます。

おかげさまで4年目のお米が完売することが出来ました。後は注文をいただいている分を送り出していくだけです。

心より、感謝申し上げます。

最近、なんだか変わってきていることに気がつきました。

本田健のセミナーを受けて約1ヶ月、何も変わっていないなぁと思っていたけど、ちょこちょこと思っていたことが「好きなことをする」。

私は今、多くの人に支えられ、自分の好きなことが出来ていることを実感する。

ようやく軌道に乗るようになり、少しずつ会う人が変わってきたような、そんな気がしています。

ツイッターで農業を始めようとする人からDMをもらうのだが、私は終始、自分がしたいことは農業なのかどうかを聞いている。

というのも、質問は環境問題や食料問題から農業への関心が高くなったそうで、こういった問題を解決したいがために農業をすることが解決策だと思っておられる。

しかし、ほんとうに自分がしたいことが何であるのかを理解していなければ農業を始めた後で、これではないと気付くのではないかと思う。

本当にしたいこと、というのは概ね、これまでの既成概念のもと、歪めら見えにくい。

「農業がしたい」から農業をしてほしい。

私もまだまだ「本当にしたいこと」が100%出来ているわけではないので、自分にも言い聞かす。

小米の米粉

e5b08fe7b1b3e7b289昨日静岡の製粉機メーカーに送っていた小米が粉になって帰ってきた。

送った30kgの小米は、粒子の大きさを3通りに分けて製粉してあり、それぞれの粉の粒子がどのような料理に向くのかを検証する。

その上でどの大きさがいいのかを見分けてから残りの小米の製粉を頼む。

これから先は料理人に任せることにして私は試食係。

道の駅などの直売所ではてんぷら粉の変わりなどいろいろな用途に利用できるように書いてある。

しかし、よく見かける米粉と違うのは通所のお米より小さくて、通常なら食用にはならない小米であることと、なんといっても「玄米」で製粉してあるところだ。

環保研で知り合いになった製粉機メーカーに勤めておられた方曰く、色のついたものでも製粉し、微粒子になっていけばいくほど白に近づいていくそうだ。

この粉も小米の玄米よりずいぶん白く見える。

エクスパック500

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友人に気兼ねなく米を送っといて、と頼まれた。

男一人暮らしなのですぐにいるというわけでもない様子。

休みの日に米を炊く程度だと思うので5kgも送ると食べきるまでに時間がかかるだろう。

関東まで900円の送料もかかるし・・・

そう思っていると数年前に試しに買ってみたエクスパック500が使い道無いまま保存されていることを思い出した。

どうやら生ものでなければ送れるようなので試しにこれで送ってみることにした。

内容量は出来る限り詰めてどの程度入るのか確認してみたところ、3.5㎏程度が限度の様だ。

これはいい。

一人暮らしのお子さんには5kgも多い場合がある。

これなら関東への送料も高くはない。

その代わり、野菜は入れられない。

もしこの形態で送りたいと思われた方は是非ご相談下さい。

ちなみに、このエクスパック500の制限重量は30㎏まで。

いったいどうやってこの袋に30㎏のものを入れようというのだ。

鉛のブロックならなんとか入って30㎏を超すようだが・・・w

正月ボケ

完璧に正月ボケしました。
稲刈りが終わり新米の配達が始まってから3ヶ月、自分なりに全力でやってきました。
その反動があったように思います。(自分を納得させているだけですが。)

さて、現在正月ボケから脱却せんと百姓三昧だよりを書いています。

とりあえずお知らせする事に、現在1週間に3日とっている配達日を週1回にさせて頂こうと思います。
これは3月からを予定しています。
これに加え、お米の発送も週一にさせて頂きます。
到着日指定はたしか1週間前からですので前もってご注文いただければ問題なくご指定の日時には届くようにします。

だいぶ要望が多かった送料500円引き。
ずいぶん迷いました。結構大きいんです。この500円。
そこで思いついたのが定期配達として事前にご注文を頂くという形式で500円引かせてもらうというシステム。

昨年末に忙しかった要因は不規則な注文に対応する精米や配達・発送への対応で手間のロスが多かったことだと気付きました。
12月はほぼ毎日のように精米していました。
60kgほど精米すれば対応できるだろうと思っていると有難いことに急に注文が入り、気がついてみると精米が足りないという状況で
また冷蔵庫から取り出し、機械を温め、時間をつぶしながら精米するということの連続でした。

もし1週間の注文量がわかればまとめて精米ができ、手間が省けます。
連続して精米するのと、3回に分けて精米するのでは2倍の時間を要するように思います。

なぜここまで時間を削減しようとしているのかというと、12月は精米・配達・発送でほとんどの時間を費やしました。
無いとは思いますが、もしこの調子では畑仕事はおろか、今年の稲作ができません。
まだ独り身ですのでこれだけの量の販売と生産を一人でするのは不可能です。

お陰さまでこうして仕組みができることで、もっと面積が増えても手間が増えないようになります。
そうなると、もっと多くの野菜が提供できるようになる、もっと農業福島園が利用しやすい農園になると信じてなりません。

料理研究家

me6a798e381aee69699e79086e69599e5aea4e381abe381a6先日、お客様繋がりで福岡市内の料理研究家であられるM様を紹介していただきました。

その先生のご自宅で行われている料理教室で当園のお米(お試しの2kg)を置いて頂き、生徒さんに販売するということでご協力を頂きました。

早速、電話連絡した翌日に夢つくし2kgを12袋、ヒヨクモチ1kgを約10袋、古代米に野菜を抱えてお邪魔してきました。

当日はおせち料理ということで、ちょうど当園のお米が使われる料理となっており、先生から「ご飯の粒がつやつやして立っている。なかなかこうはならない」とお褒めの言葉を頂きました。

ほんとうに有難いことです。

先生を紹介していただいたFさんにもほんとうに感謝したい次第です。

自己紹介の時に、無農薬でお米つくりは難しいのですか?という質問がありました。

その時私は、「米が一番無農薬が簡単だと思います」と答えました。

しかし、安直に簡単だといえるものでは無かったと反省しています。

ただ、他の作物にくらべてやさしいということであること、さらに今までが害虫や病気が蔓延し、収穫できないような状況になっていないだけだということとも取れます。

しかし、「現時点ではまだ稲作農家としてやっていけるほどの収益はなく、先駆的な農家の見本となれるようもう少し多くの方に当園のお米を知っていただければと思います」

と話をさせて頂きました。

まだまだスピーチがうまくなれればとも思う貴重な1日でした。

人生とは

久しぶりに今の自分に思いふけってみた。

昨日、同級生2人(熊本と福岡市)と後輩(古賀市)の4人で酒を飲みながら話した。自分はハンドルキーパー。

後輩と福岡市の2人は食品の流通関係の仕事をしているため、話が合う。

専門用語が出たり、単価について、最近の動向についての話が進む。

しかし、この二人は仕事を辞める、もしくは辞めたいと思っている。

一人は仕事を来年(まる3年間)で辞め、施設で野菜の生産をしたいと話す。

もう一人は休みの無い仕事に日常生活のほとんどを奪われているため、普通の生活がしたいと話す。

この時点では私は幸福である。他人と比較することで自分が優位にあることを実感することで得られる単純な幸福感でいえば。

自分のしたい仕事を思う存分しているのだから。

ところが、その本人は最近自分らしいことができていないように感じている。

自分のしたかったはずの無農薬の農業をしているし、個人への販売もしている。他にはなかなかまねのできない農業をしている。

これが、自分を自分の欲求で推し量った場合の幸福感だろう。

まだまだ自分のしたいことはいろいろある。運動もしたいし、旅もしたい。バイクなどの機械いじりもしてみたいと思っている。欲。

結局のところ、人間であり尽きぬ欲求で今に不満を感じてしまう。

私は(傍から)どうみても幸福な人間であることは間違い無いにしても、足るを知る心がなければ無に帰す。

さて、人生とは何か。

何かを成し遂げるためにあるのか。

何かを学ぶためにあるのか。

そもそも、何も意味など無いのか。

時間が流れていく。もう今年も残すところあと1カ月半。

年も四捨五入で30になった。

今の人生を楽しむも、耐えるも、無意味に過ごすも心次第。

「生きたり望んだりすることに飽きないこと」。

私は人生とは何か、生きるとは何かということを考えることに飽きて止めないようにしたい。

もしそれに意味など無いとしてもこじつけでも当てつけでも思いこみでもそれの追求が私の生きる原動力になっていく

そんな気がする。

色彩選別機

さて、新米も順調に販売を開始させていただきました。

あとはヒノヒカリの収穫と広げた面積の分のお米をどう販売していくか・・・

有難いことに兄がやる気を出してくれてホームページの一新、そしてツイッターでのつぶやきで販売促進。

ツイッターで自分の内容をつぶやいてもらったところ、兄のツイッターをフォローしている人からお米のご注文が入った。有難い限りである。

有難いといえば、この最近は就農して一番忙しいといっていいほどやることが満載なのだが、やらなくてはいけないことを一つ一つ片付けていても、その順序が前後したりする。

そのなかで、後手になっていたのが、HP上で説明する分づき米や品種について。

お客さんの質問で多いのは7分と5分がどちらが玄米に近くてどちらが白米に近いのかということ。

7分はつまり7割のヌカを取っているという意味で5分より白米に近い。

これが文章だとどっちがどっちかがわかりにくいところ。

そこで、写真があるとわかりやすいのだがと、要望が上がっていた。

その写真を撮るには7分と5分を精米しなければならない。しかし、なかなか7分と5分を分けて精米するのは手間であり、なかなか手にかけていなかった。

そうすると、お客さんから白米2kg、7分2kg、5分2kgというご注文を頂いた。これはもう早く写真を取りなさいというお告げではないか!有難い限りだ。

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左下から白米、左上7分づき、右下5分づき、右上玄米。

そして、ついでにカメラを据えたのでカメムシ米が何であるのかを説明していなかったので写真を入れて説明する。

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この機械が「色彩選別機」という機械。カメムシが米を吸汁する被害が出始めてから開発され始めた、きわめて新しい部類の機械。

数年前までは一般的に普及していなかったので性能の良いものでも数百万円する代物だったが、カメムシの被害が拡大してきたため、技術革新がすすみ一般農家でもどうにか手が届く物になった。

img_6366これが色彩選別機で選別されたお米。

カメムシに吸汁された米粒はその一部が黒く変色する。食べてもなにも問題ないのだが、本来白一色のお米にこの黒粒が混じると断然見栄えが悪くなる。

選別された米がすべてが黒くないのは機械の性能が100%で選別しきれないため。逆を言えば、機械を通過したお米にもカメムシ米が混じっていないかというと、100%ではないので若干混じってしまう。

だから、お米に黒い米が混じっていてもご心配なくお召し上がりください、とひと言添えるべきであるだろう。

2年前はすべて手でこのカメムシ米を拾い上げていた。ほとんど祖父母にしてもらっていたのだが。

配達専用カー ホンダアクティ

img_5462夏休みをいただきまして、数日ブログの更新ができませんでした。

夏休み前、ついに配達専用の軽バン、ホンダのアクティが到着した。

今まで軽トラで配達してきたが、これからはこのアクティで配達をさせていただきます。

この軽バンの購入を決めたのにはいくつかあり、一つは祖父母の移動の足がなかったこと。一つはそもそも軽トラでは配達しにくいため。一つは今後、数年のうちには福岡市内や北九州方面にも配達をするようにしようと考えているため。

なんにしろ、購入のための資金は祖父が出してくれた。一番車を必要としていたのは祖父だったのかもしれない。

畑作業をするにしても、配達をするにしても車が軽トラ一台ではほとんど自分が占有してしまうため、祖父が使いたいときに使えない状態が続いていた。

軽バンは乗ってみてわかったが、その広さに驚いた。もちろん貨物用なので後部座席が倒れ、荷物が載せやすいようになるが、天井も座高が高い自分が座席に座っても20cmくらい隙間ができるほど高い。

燃費も良いし、まだほぼ新車で内装もきれい。言うことなしで、今自分が持っている乗用車が必要なくなってしまいそうだ。

熨斗目穀蛾(ノシメコクガ、別名ノシメマダラメイガ)

梅雨本番を迎え雨が降る降る降る。

最近気になることが二つ。

ひとつは米の劣化。もうひとつはタニシに食べられた稲の量。

後者はあきらめがつくが、前者は相手がいることなのでとても気を使う。

先日、1か月前に玄米を5kg買ってくれたお客様から虫がでたという知らせをもらった。

この時期になるとどうしても発生する虫だが、もし自分の包装の時点で原因があったとしたらそれは弁償すべきだと思った。

まずはいつもお世話になっている有機無農薬でお米作りをされている天草の先輩農家さんに電話で相談した。

すると、米の虫は自然発生するのでどうやっても防ぐことはできない。現在大手スーパーなどで流通しているお米は薬剤によりくん蒸されているために虫の発生がないのだそうだ。

だから虫が出た場合は、薬剤を使用していない証拠であり、虫を取り除いて食べてください、もし食べても無害ですので安心してください。と言っているそうだ。

ということで、今回虫がでたというお客さんの玄米は了解をいただいた。

先日このお客さんへ配達に行ったさいに、虫がでたお米を引き取ったのだが、虫は熨斗目穀蛾と穀象虫(コクゾウムシ)という2種類だと思う。

熨斗目穀蛾は芋虫のようで、米どうしを糸で引っ付けて繭をつくり、産卵するようだ。

この時期になると自然とどこからやってきたのか発生する。

現在、7月号の「百姓三昧だより」を作成中なのでわかりやすく害虫、カビの発生についての注意書きを入れようと思う。

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