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2010-09

ミルキークイーン刈り取り完了

img_6281稲刈りの初日が終わった。

img_6289今年は9月になっても暑さが続いたせいか、いままで正確に彼岸に咲いていた彼岸花も今年は時期がどうも遅れている。

稲刈り間近・・・

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夢つくしはヒノヒカリに比べ、2週間ほど刈り取り時期が早い。そのため、夢つくしを植えた上の田んぼがヒノヒカリだとまだ水が張ってあり、水が染み落ちてくる。

染みてくる場合はまだ良い方で、気がついてみると水を入れていないはずなのに水の出口にジョロジョロと水が落ちてきている事がある。

そんな時は上の田んぼとの堺の畔をモグラが横切り、水抜きの穴を作ってくれていることが多々ある。

そんなこんなで夢つくしの田んぼがなかなか乾かず、この時期に泥まみれになりながら田んぼに溝を掘っていた。

苦労のおかげかここ数日の日照りのおかげもあり、溜まっていたところも土にヒビが入るほど乾燥してきた。

そんな中、水の見回りに夢つくしの田んぼに真ん中まで入り込んで、ふと気がついた。

img_6198いつの間にか、当たり一面に稲穂が垂れていた。米粒が無数に、風に揺れている。

そう、いつの間にか。

ついこの間までここには何もなかった。それが水が入り、小さな苗が植わり、いつの間にか大きくなっていた。

言葉が思い当たらない。

3回目の秋。自分の思いを込めたのは2回目。この1年間にかけた気持ちはやはり相当大きなものだったのだろう。

高校生が部活に打ち込み、集大成の大会で涙するような感動がテレビで流れていた。

自分にはそんな高校時代を過ごすことはできなかったが、今その気持ちがとてもよくわかる。

決して他の田んぼより収量は多いとは言えないが、飄々と稲穂を揺らす夢つくしの田んぼの真ん中にたたずみ、涙した。

自分は生かされている。

ワクワクWORK

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9月13日から17日までの5日間、日の里中学校から2年生の3人が職場体験にやってきた。

自分も中学生の時に職場体験があったが1日だけだった。

受け入れをした事業所にはステッカーが配られ、そのステッカーには平成18年度文部科学大臣表彰受賞の文字。

たしかに5日間もの間職場体験をするには受け入れる側にも預ける側にも大変なことが多い。

なぜこの体験を受け入れたかというと、一言でいえば面白そうだったからだ。日頃から一人で仕事をしていると、仲間がほしいと思うこともしばしば。

それに、将来人を雇うことになることも十分に考えられ、人に仕事を任せることができるスキルも経営者には大切だと思う。

受け入れ前に担任の先生との打ち合わせをし、1週間前に実際に体験に来る学生と打ち合わせをした。

この時点ではまだこの5日間が人手がある分、作業がはかどり楽しい作業になることを想像していた。

しかし、実際はこの逆の連続だった。

初日、とりあえず主力作物である稲の代表的つまらない作業であるヒエ取りから始まった。

今思い返してみると、職場体験で農業を選択したのはのどかな農村風景で味わう農作物の収穫という爽快なイメージを持ってきたんだろう。

随分と秋らしくなり風が心地よいといえど、日頃野良仕事などしたことのない白い中学生には日差しが強かっただろう。それに、まだ乾いていない田んぼにズボズボと長靴で入らされ、ちかちかする稲の合間を縫って硬いヒエを使い慣れていない鎌で刈れなどと、思い返せば嫌なことこの上なかっただろう。

2日目、これまた田んぼ脇の草取り。午後からゴマの収穫、調整。ゴマについてきたカメムシと毛虫にギャーギャーいって怖がりほとんど作業にならず。結局ほとんどを祖母がやってしまう。

3日目、内側が腐りだした玉ねぎの皮むき。午後、ブルーベリーの鉢苗に潅水設備の取り付け。設備の取り付けには若干のコツと力が必要で、結局水がパイプから漏れて使い物にならなくなってしまう始末。

4日目、午後から宮若市の米麦大豆農家の施設を見学に行ってきた。本当は前々から行こうと思っていたが、仕事が詰まっていていけてなかった。そこで中学生にさせる仕事がないために研修という名目にして一緒に連れて来た。

5日目、午前中は畑で前作の片づけ、耕運、ニンジン播種。写真はこの時に畑を耕している様子。午後からイチゴ農家でおなじワクワクWORKの受け入れをしている軸丸君のところに仕事の加勢に行った。

軸丸君のところでは城山中の学生が2人きていた。ところが、自分の受け入れた3人とはまるで動きが違う。

この2人に触発されこの日の午後だけはいつもよりよく働いた3人だが、今までの自分たちの態度がどれだけ我がままだったかを思い知らされた良い機会になったはずだ。

こうして5日間が終わったのだが、学んだのはこの3人だけではなく、受け入れた自分にとってもいろいろなことを学ばせて頂いた。

その一つは腹を立てても仕方がないということ。叱るとは違う。人は往々にして、人の上に立ち指導するときに腹を立てて怒ることを指導していると思いこむ。

一人で仕事をしていては気付かないことばかり。

農業青年技術交換会

10日に4Hクラブの青年技術交換会と称してクイズ大会兼スポーツ交流会が行われた。

4Hクラブは国の出先機関である農業改良普及センター(通称普及センター)がいろいろと面倒を見てくれているので、日頃忙しい農業者にとってとてもありがたい存在。

今回のクイズも普及センターの人が考えてくれた。

全30問あるが、なんと21問正解で1位となり表彰していただいた。

そこで、皆さまにも問題を解いてもらおうと思う。

問題には現物を見て回答するものや、写真のものなどもあるので、選択の名前からわかると思えば正解とします。

1.次のうち、多量必須元素の組み合わせはどれでしょう?

Aホウ素とマンガン B鉄と亜鉛 Cカルシウムとマグネシウム

2.豚の死亡組織からとった食用油を「ラード」というけれど、牛の食用油はなんというでしょうか?

Aヒット Bフット Cヘット

3.所得と粗収益(売上高)、通常金額が高いのはどちらでしょうか?

A所得 B粗収益 C同じ

4.ピートモスは次のうちどれでしょう (現物)

バーク堆肥とパーライトがあり、パーライトはすぐにわかるが、バーク堆肥は乾燥すると木の繊維が残っているため間違いやすい

5.イチジクの県育成品種で、糖度が高くておいしく、県で栽培面積100haを目指している品種は次のうちどれでしょう

Aとよみつひめ B蓬莱柿 C桝井ドーフィン

6.福岡県で全国で初めて育成されたラーメン用小麦「ラー麦」を生産する上で、目標とするタンパク質含有率は何パーセントでしょうか?

A9.7% B11.3% C12.0%

7.平成22年度に課税売上高が1000万円以上だったら、何年に消費税課税事業者になるでしょうか?

A平成23年 B平成24年 C平成25年

8.イチゴは何科の植物でしょうか?

Aユリ科 Bナス科 Cバラ科

9.福岡県の農産物で、作付面積・産出額・生産量が全国一位はなんでしょうか?

Aイチゴ Bかき

C種苗・苗木など

10.牛には前歯が・・・

A上にだけ生えている B下にだけ生えている C全く生えていない

11.花き県内生産額が全国2位の花はどれでしょうか?

Aキク Bバラ Cトルコギキョウ

12.元気つくしの持つ特性とは以下のうちどれでしょうか?

Aいもち病に強い B出穂、成熟期が夢つくしと同時期である C高温登熟条件でも品質が低下しにくい

13.農業簿記上の取引ではないものはどれでしょうか?

A農機具倉庫を借りる契約をする B農薬を買う C現金が盗まれた

14.この野菜の種は何でしょうか? Aブロッコリー B青ネギ Cトマト

15.日本の食糧自給率(カロリー自給率)は2009年度では40%ですが、2010年7月30日に政府が閣議決定した「食糧・農業・農村基本計画」の中で、2020年度の食糧自給率(カロリー自給率)目標は何%にしているでしょうか?

A45% B50% C60%

16.この写真は何の果物の花でしょうか?

Aマンゴー Bブドウ Cビワ (写真は自分のデータにあったものを切り抜きましたので花が終わった時点での写真です。実際はもっとクローズアップ・白黒でわかりにくかったです(負け惜しみ))

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17.この鉢は何号鉢でしょうか?ヒント:直径12cmです。(現物)←現物を見なくともヒントでわかります

18.福岡県の平成21年度うるち米品種別作付面積において、上位3品種の組み合わせとして正しいものはどれでしょうか?

A1位ヒノヒカリ2位夢つくし3位つくしろまん B1位ヒノヒカリ2位夢つくし3位コシヒカリ C1位夢つくし2位ヒノヒカリ3位つくしろまん

19.一つの巣箱にオスのミツバチは何匹いるでしょうか? A1匹 B1000匹 C1万匹

20.JA全農ふくれんが新商材として推進している商品名「博多蕾菜」の品種名はなんでしょうか? A FE-K226 B博多蕾菜 C四川児菜

21.6次産業とは、数式にするとどれでしょうか? A1次産業+2次産業+3次産業 B1次産業×2次産業×3次産業 C4次産業-1次産業+3次産業

22.平成20年度の改正により、法定耐用年数が改正されました。トラクタなどの農業用機械は何年になったでしょうか? A5年 B7年 C10年

23.果樹類の果実に加害する写真のカメムシは何でしょうか?(写真) Aチャバネアオカメムシ Bツヤアオカメムシ Cクkサギカメムシ

24.福岡県無いの認定農業者はおよそ何人でしょうか?(平成21年度) A8400人 B6400人 C4400人

25.この鉢花なんでしょうか?(現物 Aトルコギキョウ(ユートマ) Bファレノプシス(コチョウラン) Cラナンキュラス

26.「あまおう」の「あ」はどんな意味でしょうか? Aあまい Bあかい Cあいしてる

27.豚は一度にどれくらいの子豚を産むか? A2~3頭 B10頭程度 C20頭程度

28.大豆に大きな被害を及ぼすこの幼虫の名前はなんでしょうか? Aフタオビコヤガ Bイネツトムシ Cハスモンヨトウ

29.貸借対照表で左側の勘定は何でしょうか? A資産 B負債 C資本金(基入金)

30.損益計算書で右側の勘定はなんでしょうか? A収益 B費用 C利益

やっと終わりました・・・

答えは数日後、気が向いたとき解説を少しいれてアップしようかと思っています。

環保研 夏季現地勉強会

img_6041母校、東海大学の片野教授による勉強会、環保研。その夏季勉強会が8月28日・29日に行われた。遅ればせながらもアップします。

今までオフシーズンに開催されていた忘年会や新年会、総会などには参加したことはあったが、夏季勉強会はなんだかんだで参加を見送っていた。

今年もお知らせが来たときは日にちを見る限りで見送る予定だったが、内容を見てみると、農家の施設や加工場の見学とあり、他の農家は機械などをどのようにやりくりしているのだろうかとちょうど考えていた時だった。

加工場見学も将来は加工までするつもりでいるのでちょうどよい機会と思い、万事繰り合わせて参加した。

写真の田んぼは産山村の無農薬・無化学肥料による酒米の田んぼ。品種は五百万石。ちなみにここのお米でできるお酒は「産山村」。結構なプレミアがついてるそうな。

ちなみに焼酎もあり、名前は「産山村」。同じ。

img_6038アルコールを全く受け付けない自分で申し訳ない。本当はその味をつらつらと書いてみたい気もするのだが…

ほんのちょびっと口に含んでみるだけしてみたのだがやはりこのお酒は他のとは全く違うことだけはわかった。

この田んぼから始まったのが、一村一酒運動。それぞれの地域で取れたお米をお酒にしてブランドにしましょうという取り組み。

img_5977その他にも一宮の農家さんで福岡市の大手デパートにお米を卸している農家さんや、

img_5995自分で作ったもち米でお餅屋をしている人や、

img_6025先祖から受け継いだ田んぼが棚田100選に選ばれ、有機で米作りをしている人や、

img_6054国産の飼料のみで育てられた阿蘇の赤牛を見て、自分も赤牛を飼いたくなったりしつつ、

img_6034

その人も加わる数件の畜産農家が自ら育てた牛を加工して直売をするグループの加工施設などを、現場の人の話を聞きながら見学して回った。

おまけ↓

img_6069阿蘇の溶岩で作られた石窯。昨夜に火を消して、早朝に鍋を入れても余熱で具が煮えるほど保温効果が高いらしい。

民宿を営む南小国のご家庭にて。

イチジク 蓬莱柿(ほうらいし)

img_6165事件があり、ブログ更新ができていませんでした。

写真は宗像市冨地原の農家、山田さんのイチジク。蓬莱柿とは品種の名前。

ネットで調べてみると、割れやすく日持ちが悪いとあった。

この写真を撮りに行った際は前日に夕立がふり、水を吸い上げたイチジクは実が水分を急激に吸収し、次の日には割れてしまった実が山ほどあった。

山田さんは「この品種は年をとると一気に熟すよ、とは聞いていたがここまでひどいとは思わなかった」と。

前日に雨が降っただけではなく、そういった品種の特性も重なったようだ。

割れた実はジャム用にしかならない。産直に出してもいいのだろうが、数が多いため手に負えず、近所などの知り合いに配っているそうだ。

先日も自分が不在の時にかごいっぱいのイチジクをもってきてくれた。

そのかごを返しに来たのに、またかごいっぱいのイチジクをもらってしまった。

ちなみに、現在発行が遅れている百姓三昧だよりには山田さんの連絡先を載せてあるので百姓三昧だよりを手にされた方はどうぞ直接お買い求めください。

発行は数日後になりそうです。

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