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稲刈り間近・・・

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夢つくしはヒノヒカリに比べ、2週間ほど刈り取り時期が早い。そのため、夢つくしを植えた上の田んぼがヒノヒカリだとまだ水が張ってあり、水が染み落ちてくる。

染みてくる場合はまだ良い方で、気がついてみると水を入れていないはずなのに水の出口にジョロジョロと水が落ちてきている事がある。

そんな時は上の田んぼとの堺の畔をモグラが横切り、水抜きの穴を作ってくれていることが多々ある。

そんなこんなで夢つくしの田んぼがなかなか乾かず、この時期に泥まみれになりながら田んぼに溝を掘っていた。

苦労のおかげかここ数日の日照りのおかげもあり、溜まっていたところも土にヒビが入るほど乾燥してきた。

そんな中、水の見回りに夢つくしの田んぼに真ん中まで入り込んで、ふと気がついた。

img_6198いつの間にか、当たり一面に稲穂が垂れていた。米粒が無数に、風に揺れている。

そう、いつの間にか。

ついこの間までここには何もなかった。それが水が入り、小さな苗が植わり、いつの間にか大きくなっていた。

言葉が思い当たらない。

3回目の秋。自分の思いを込めたのは2回目。この1年間にかけた気持ちはやはり相当大きなものだったのだろう。

高校生が部活に打ち込み、集大成の大会で涙するような感動がテレビで流れていた。

自分にはそんな高校時代を過ごすことはできなかったが、今その気持ちがとてもよくわかる。

決して他の田んぼより収量は多いとは言えないが、飄々と稲穂を揺らす夢つくしの田んぼの真ん中にたたずみ、涙した。

自分は生かされている。

Comments (Close):2

文屋善明 10-09-24 (金) 4:39

とてもいい文章です。感動が伝わってきます。新米を待っています。

福島光志 10-09-24 (金) 9:22

ありがとうございます。
今日は前日の雨で地がぬかるむようで、稲刈りができそうにありません。明後日からスタートになりそうです。

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