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水稲 Archive
草刈りが一番
先日立秋をむかえている。
きっと普通に生活していると暑い夏にうんざりしているだろうが着実に秋が来ている。

日が短くなったりひぐらしが鳴くようになった。
植物も秋をむかえている。
ミルキークイーンはもうすぐ出穂をむかえる。茎の中に穂があるのがわかるようになった。
草を刈っていても7月までは葉が伸びているのだが今は穂が揺れている。
田んぼの中も稗の穂が顔を見せるようになった。
百姓はいろんな仕事があるが草刈りが一番単純でありながら自然を感じられるような気がする。
なにも問題なく外で仕事ができるのは本当は有難いことなんだ。
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8.10
生育調査は毎週月曜日にするつもりがすっかり今日、水曜日になってしまった。
4Hクラブでは1月に福岡県全体から集まり、意見発表やプロジェクト発表をしている。
今年は私のいる宗像4Hクラブにプロジェクト発表が回ってきた。
私が引き受けることになったが、題材には大学生にしているアグリスクールについてプロジェクト発表する予定だったが、自分の稲作について発表することにした。
題名は「低コスト・高付加価値稲作」にしようと思う。
なぜ「有機農業」ではないかというと、発表を聞いてもらうのは百姓であることだからだ。
一言と有機といっても根底には自然の考え方が必要であり、現在農薬や化学肥料を使った農業をしている農業者からは理解しにくいため、入りやすい題名にした。
現在、農協指導のもと行われる稲作で利益を上げている農家はいないだろう。
そこから脱却する一歩にしてほしいという思いからだ。
単純にいって化学肥料や農薬を使わないだけでも十分コストが削減できる。
単純に使わないというだけではなく、自分の生育調査をもとになぜ化学肥料がいらないのか、なぜ防除が必要ないのかをなるべく科学的な視点からまとめる予定。
コストだとか利益だとかブログで書くのも農園のイメージを損なうように思われるが、単純に私は農薬や化学肥料を使わないでもいいのであれば使わない農業を広めたいと思う、ただそれだけ。
安全や安心ということはその後からついてくるものじゃぁないか。
まぁもっといえば農家には自然をよく見てほしいというオーガニック的観点なのだが、それも生業が成り立ってからなのか・・・
しかし、生業が成り立ってからその観点ができる人はいないか・・・
なににせよ、なにも使わなくても稲は育つんだと思ってくれればいいか。
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ヒノヒカリ8.2
8月のこのころから中干しを行っていたが、6日からため池の栓が抜けられ水がまた入るようになっている。
中干しとは田んぼの水を抜き、乾かすことで土壌に酸素を送り、根を伸ばすために行う、など指導されていると思う。
自分の勉強不足でもあるのだが、百姓によってこれらの意味や目的はずいぶん違ってくる。
去年までなるべく中干しをしないように勤めていた。
というのも稲の根というのは酸素を供給しなくとも茎から根に向かい酸素を送る仕組みがあるので、わざわざ土を乾かす必要はないとする考え方。
また、湿田の状況を変えることはそこに生息する生物が環境の変化で一時的に減少することを懸念するためだ。
しかし、去年の夢つくしやミルキークイーンなど収穫が若干早い品種では上の田んぼがまだ水を張っているために染み出てきてコンバインがぬかり、大変な思いをした。
また、秋雨が続き田が乾かずに稲刈りが遅れ、適期を逃してもいけない。一度乾いていると乾燥も早い。
ぬかっていてはさすがにこれでは仕事にならないと思い、少なからずこれらの品種ではある程度中干しをして、土を乾かすことにした。
栽培面積を広げることで機械化し、ゆえに曲げなければいけないところも出てくる。
それもまた、人生の一興か。
農業のやり方の模索は終わることはない。
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草が生えても順調だ~
- 2011-07-31 (日)
- 水稲
さて、久しぶりに早めにご飯をたべ、PCに向かうがいざブログを書こうと思うとなにから書いてよいのかぱっとしない。
とりあえず今の水稲の状況を。
今年はタニシの食害がほとんどないため、今はきれいに生育しているように見える。
しかし、よくよく見てみると稲の下には草がはびこっている。
田んぼによっては下草の種類が違い、さほど影響のない草もあるのだが、稲刈りまでには稲より背丈が伸びる草が生えているところもある。
今はまだ稲のほうが背が高いため、遠めから見るときれいに見える。
そんな状況です。
今年に入り3回目の草刈をしている昨今ですが、腰を痛めてしまいました。
椅子に座っていても骨盤の少し上が固着してしまい、立ち上がったときに筋が張っているのが分かるくらいです。
農業は体が資本とはいったもので実労ができなくなってしまいました。
就農して以来、定期的に体を壊している。
自分的にはまったく無理をしているつもりはないのだが・・・なんでかな。
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ヒノヒカリ7.25
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ヒノヒカリ7.18
カメラがぬれないように注意してぱしゃり。
画面右側の生育調査のタグを押してもらうと一覧になって写真が並ぶので1週間置きの成長を見れます。
草が生えてきたのがわかります。(汗
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ヒノヒカリ7.11
やっとここまで大きくなりました。
正直に申しまして活着がすごく遅いと感じる。
それは播種から定植までの苗の期間がながく、老化してしまっているせいだろうと思う。
来年への課題は毎年出てくるのだが、まぁぼちぼちで考えれば育っていることに間違いはない。
いやぁ有難い。
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おたまじゃくしに足が生えてきました。
低い雲が雨を予感させるが今日は降らなかった。
田んぼに水が入れられてからおおよそ20日が過ぎているのか・・・
おたまじゃくしももうすぐ上陸の季節。
田んぼの畦を歩いていると水中で砂埃をまきあげて散っていくおたまじゃくしたち。
もし、この状態で田んぼの水を抜くと水たまりで行き場を失ったおたまじゃくしは死んでしまう。
だから、田んぼの中干しをするときでも、カエルになるまで待ちましょう、となる。
生き物に合わせて稲作をする、環境即応型農業とでもいうか。
除草剤なし、田押し機なし、手取り除草なしで草が無いなんてすばらしい。
しかも今年はタニシが少ないので田んぼに水を溜めていてもタニシに稲を食べられる心配がない。
一部の田んぼではタニシが全くいなかったので草がすでに水面に葉を出すまで成長してきています。
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苗箱収納
- 2011-07-03 (日)
- 水稲
草刈を先行させたため苗箱を洗い片付けるまで1週間かかってしまった。
これでようやく田植えがが終わったと言えよう。
前日に終えました、といっておきながらw
苗箱を洗うのは単調な仕事。自分にはあまり向かないと思ってしまうが百姓仕事はほとんどがそんな仕事だろう。
さて、次なる仕事は7月の百姓三昧だより。
田植えが忙しかったので15日を発行予定日としています。
今回のニュースレターでは米ぬかを特集しようかと思っています。
まだ大それたネタがあるわけではないですが・・・
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田植えを終えました
ご無沙汰しておりました。
ようやく田植え~その後の管理までおおよそ片付き気持ち的にひと段落着きました。
いろいろあったのでどこから書いていいのか迷います。
それに田植えが終わったところを写真に撮っていないため、なかなか書き出しにくいところ。
唯一自分の田んぼで写真を撮っていたのは生育調査のための写真↑のみ。
これからこの稲を1週間に1度、写真を撮って観察していきます。
今年の苗も去年に続き短く、緑の薄い稲になりました。
稲の苗は種をまいてから田植えまで何日経過したのかということは、その後の生育に重要な影響を与える。
祖父などの代は二十日苗(はつかなえ)が一番良いなどと言い伝えられているが、実際のところは種まきから4週間後に田植えが行われることが多い。
4週間後といえば28日だ。
二十日苗が良いのであれば3週間後(21日)にすべきである。
種まき、田植えはおおよそ人手がいるので手伝い人が出てこれる土日に行われるのが一般的であるため、20日目というわけにはいかなことを補足しておく。
当地区の田植えの日程がいつも6月の第3土曜日であったのに対して、今年は第4土曜日になった。
去年が雨が降らずに水に困った経験から役員さんが1週間田植えを遅らせようとなったためである。
田植えが1週間遅いと決まったのは種まきのずいぶん前ではあるが、種まきの日程をいつもの4週間後の田植えを想定して5月の第3土曜日と決めていたため、田植えが1週間遅くなると35日苗となってしまう。
手伝いを要請していたので途中で変えるのも気が引けたたため、まぁいいかと思い種まきをした。
実際のところは梅雨入りが早まり、雨がたいそう降ったので25日を待たずして田植えができるようになった。
がしかし、結局は32日目の田植えとなり苗は老化し、一層緑が薄くなってしまった。
やはりちょうど20日ごろが落ち着いた緑色をした葉をしていて元気があってよかったように思う。
来年は3週間後の田植えを目安に種まきをしようと思う。
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代掻き
- 2011-06-19 (日)
- 水稲
田植えは25日なのでため池の栓が抜けられるのは火曜日あたりからなのだが雨が良く降るので川から水が引け、代掻きができるようになった。
予定より早く仕事ができるようになったため、あぜ草を刈りそこなった。
田植えをしてからぼちぼち刈ろうかと思っていると、祖父がカッパを着て刈ってくれている。
自分が機械で刈るから無理をしなくていいと言ってもまぁいいじゃないかっといったところ。
祖父の性分からただ見ているだけではいけないわけで、今までいろいろ口げんかもしたがようやく相手を許すことが出来るようになったのかな。
そうそう、3年目になる田んぼで代掻きをしていると実に蜘蛛が多いことに驚いた。
段々生態系が変わってきているのかな・・・とおもっていると、最近暮れ返しをしたばかりで草が枯れきっていなかったということもあるか・・・
苗が徐々に緑色が薄くなってきている。
早く田植えしてやりたい・・・
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環保研 菊池現地見学会
去年の秋のブログが下書きの状態で保存されていたのに今気がついた。そのままアップします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
秋晴れに秋風の気持ちのよいこの日、ミルキークイーンの刈り取り時期がすでにきているのだが、先日の雨で地がぬかるみ、昨日も刈り取りできず、今日も刈り取りができなかった。
今日は稲刈りの絶好の日和だが、以前より予定していた環保研の見学会に宗像有機農業研究会として数名を引き連れて参加してきた。
出発は10時だったが、それまで田んぼを見て回り、本当は今日刈り取りしてやりたかったミルキークイーンに向かって「明日まで待ってくれよ・・・」と。
去年も夢つくしの刈り時期に雨が続き、結局刈り出したのが10月5日からだった。
それを考えると夢つくしまでは遅れることはなさそうだが、もし22日、23日にあれだけの雨が降らなければこれだけ遅れることはなかったはず。(22日の降雨量は62.5mm!)
しかし、そんなことを言い訳にしては百姓とはいえない。そんなことも可能性として考え、21日には刈り取ることもできた。
さて、過ぎてしまったことは勉強としておいて、今日は宗像有機農業研究会の会長に指名された時に、会のメンバーにもっと長い間有機農業をされているところを見学に行こうと呼びかけて決まった熊本の環保研による菊池現地見学会の参加。
おかげさまで宗像の勉強会からは8名の参加で宗像市のハイブリット公用車にのって参加してきた。
稲ばっかり。
しかし、どの田んぼも一つとして同じ田んぼ、稲はない。
31年間無肥料・無農薬の田んぼでは立派におよそ1反で7俵の出来栄えだった。稲は何もいらない、これは片野教授が行きつく米作りの極意だそうだ。
明日からミルキークイーンの刈り取りだ。もう寝よう・・・
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トラクター買いました
大きな買い物です。
正直に申しまして、これは福島家の財産を貸していただいて、購入する事が出来ました。
まだまだ、農業福島園の資本金で買う事は出来ません。
農家は機械ばっかり。このトラクターでさ、仕事をさせようと思えば現在の耕作面積の10倍は耕す力を持っている。
そこまで大きなものが必要なのか。
何度も自問したつもりだったが、本来ならもっと計算しなければいけないところではあったように思う。
しかし、現状においては仕方のない事とも思っている。
先日、このトラクターで暮れ返しという、耕起を終えた。(暮れ返しとは年明けから最初に耕起することを指すのだと思う。)
実に快適。しかし、やはりトラクターに乗っているだけでも相当疲れる。
これはレンゲの種が結実し、熟れている様子。
黒っぽいのが豆の莢で、中にはレンゲの種が入っている。
この状態でトラクターを耕したので今年の秋には少しはレンゲが生えてきそうだ。
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失敗
- 2011-05-28 (土)
- 水稲
年に1回しか経験できない農業。
たった4回しか経験していないから失敗しても仕方ないさ~と自分を慰める。
左の白いつんつんしたものは芽。右側は芽が一斉に伸びたために上土を持ちあげている様子。
右側の苗に上から水をかけてやり、左側の様になる。
本来なら芽は土を押しのけて出てくるのだが、田んぼの土を使っているため土の目が細かいので繋がってもちあがるのではないかと考える。
また、種の上に撒く土が多かったということも少なからずあるだろう。
この現象はまだましなほうだ。
播種後の苗にシートを被せ、保温して発芽させるのだがシートは3年目の古いもので穴が開いていたため、そこから水が入り水没したようになるために芽が出てこれない、と推測する。
この状態になったらもう苗として使えない。
そんな苗が今年は130枚以上もあった。種もみがある品種は撒きなおしだ。
種が無い品種、ミルキークイーンなどについては残った苗をだましだまし植えるしかない。
それか、予定していた面積を植えられないのであれば、植える田んぼを変更し、他の品種を引き延ばす。
根本原因は水稲苗の作り方に対して勉強不足であることに加え、育苗方法についての検討不十分だ。
自分のやり方をきちんと模索出来ていなかった。
種が発芽するときは生育するときよりも温度が高いほうが発芽がスムーズにいくのはどの植物も同じであると思う。
それは野菜のほとんどは同じで、種袋の裏面に発芽適温と生育適温が記されており、発芽適温のほうが全般的に高い。
それは何となくわかってはいるが、水稲の種もみを撒いた後、ビニールをかけるまでして温度を上げないと発芽しないのかと以前から不思議には思っていた。
シートをしていると日中、日が照とすぐに40℃を超すだろう。
本当にそんな温度が必要なのかと思っていながら、農協の指導ほとんど、熱を上げて発芽させているので必要なのだと思っていた。
その後、発芽すると黒い網(寒冷紗)をかけて緑化させるという行程がある。
これもなんだかおかしな感じで、黒い網で遮光を45%に落とすことで、葉を緑色にさせる。
はたしてそんなことが必要なのか。
撒きなおしの苗でいろいろ実験してみるつもりだ。
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種まき
- 2011-05-22 (日)
- 水稲
5月21日、水稲の種まき。
今年が明けてからこの日が来るまで実に早かった。
4月上旬までその他の仕事が押され、ここ1カ月は実に息詰まるものだったと今になり思う。
それはまだ米の種を撒くのが4回目だからだろうか。毎年違った課題が次々に浮上してくる。
農協の指導通りに稲作をするのであればこうも考えることはない。ほとんどお膳立てしてくれている。
3回目だった田んぼの土を苗土にすること。毎年思うが結構手間がかかっている。ここ1カ月は納屋の周りが砂埃で汚れてしまっていた。
それももうこれまで。
やっと広い納屋になった。
無事に種まきが出来てほんと、ありがたい。
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