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2009-11

日本で一番おいしいお米

日本で一番美味しいお米はどこのお米だと思いますか?と問われてあなたはどこのお米だと答えますか?

もし、私がそう聞かれたなら

「ワインには産地や産年で全く違い、一番など付けられないことと同じなように、お米にも一番おいしいお米というものは定義付けられないが、仮にもし、一番美味しいお米を決められるとするならば、それは自分が作ったものが一番美味しいでしょう」

と答えたい。

先日、インターネットをしていた父が面白いアイデアを思いつき、提案をしてくれた。

それは、日本一と名高い魚沼産コシヒカリの一番高いお米と農業福島園のお米を食べ比べてみよう、というもの。

そのメールに添付されていた有機JAS認定の魚沼産コシヒカリ、なんと5kg6900円(送料別)のお米を購入してみた。

注文から1週間以上たった今日、ようやく手元に届いた。

たまたま今日は八幡から両親が片付けのヘルプに来てくれたので、1合炊きの釜で炊き比べてみた。

img_4044また、これと同時に炊飯するときの水の違いがご飯の味にどれだけ影響を与えるかについても検証してみた。

水は我が家の共同用井戸水に対し、八幡の両親宅から持ってきたアルカリ還元水(もとは市の上水道)。

水をただ飲んでみると、我が家の水は井戸水とはいえ若干硬さと微量の臭みのような感じを受けるのに対し、アルカリ還元水は柔らかく、透き通っているように感じた。

試験区は2種類のお米に対し、2種類の水、計4区で同じタイミングで同じように炊飯した。

結果はというと・・・どれも同じように美味しかった。

おいしんぼの山岡士郎のようにどこがどうでどうおいしい、などの説明はできないので、簡潔に言うと我が家の夢つくしは魚沼産コシヒカリとほとんど変わらなかった。

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もちろん食べるときにはどの飯がどこの米なのか、わからないように母に準備してもらった。

上の写真が魚沼産コシヒカリで、右が井戸水、左が還元水。

下の写真が夢つくしで、右が井戸水、左が還元水。

かわらない。

人間の味覚はじつはとても曖昧で、その食べもの本来の味というものはさておき、その時の状況で全く違う。

その時の空腹度合いや、場所や照明の明るさなどの環境、雰囲気、またそのものに対する先入観。これらすべてが入り混じり、味となって知覚される。

これは有機野菜です、といって美味しそうに思える街の人たちからしてみればそのものに対する先入観がまるで違ってくる。

有機野菜なんだからさぞ本物の味がするのだろうと思って食べるからなんだかいつもより敏感に香りや粘りを意識して食べる。だから美味しく感じる人間の心理を改めて知ることができた。

まぁでも本当に元気に育った野菜の風味が違うと思っていることを、そんな野菜作りを目指している本人なのだから添えておこう。

つまるところ、この二つのお米は共に元気なお米ということになる。次回はスーパーで売られているお米もあわせて食味試験をしたい。

紅葉

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今年の秋は急に冷え込んだため、サザンハイブッシュの苗がとてもきれいな紅葉を見せた。

写真はサミット。

今年の農業祭は初日は曇り、二日目は雨がぱらつくあいにくの天候で人足も少なく、苗の売れ行きもいまいちだった。

写真の中央、葉の付け根にはすでにぷっくりとした花芽が見える。

この花芽一つに花が5~8つ咲く。そのままつけていれば樹が花を咲かせたり実をつけたりすることでくたびれてしまうので、苗を大きくするためには落としてしまわなければならない。

どれだけの花芽を残すかは栽培者次第だが、花を多く咲かせていっぱい実を取ろうと欲張ると、何一つ美味しくないものになってしまうので要注意。

1月号の百姓三昧だよりで苗の販売を呼び掛けるのだが、苗木の販売兼、鉢上げ&栽培講習を企画してみるのも面白そうだなぁ。

3月号でもまだ間に合うから、ちょっと暖かくなってきたその頃でもいいかなぁ・・・。

風の子保育園でも来春にブルーベリーを寄贈する予定で、苗木の定植には子供たちと一緒に植えてもいいなぁ・・・。

なんてことを考えているとワクワクする。やっぱり農は体験することが楽しいし、体験しないとわからないことがいっぱいあるだろう。

米の検査

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農業が収穫シーズンに忙しいのはなにも農家だけではない。

精米所も収穫時期はてんてこ舞い、らしい。

我が家も段々と落ち着いてきたので、米の検査をしに精米所までちょっくら走ってきた。

米の検査とは、米を販売する上で表示しなければいけない品質表示を保証するために行う。この検査は義務である。

この品質表示について農業新聞の記事にあったが、守られているのは20%台だと1面に載っていた。(詳しい数字は覚えていないがたしかそのくらい)

はっきり言おう、この品質表示のための検査を100%守るのは現実問題無理だ。

だからこのようなパーセントになっている。

まず、小売する場合の玄米を個包装してあるすべて、一個一個検査しなければならず、個々に200円の検査料がかかること。(検査料は私がしてもらった精米所の場合。すべてを検査するとなると数万円になる)

すべての米を検査するために、精米所に一度運ばなければいけないこと。大型のトラックが無ければ無理。

検査を受ける専用の米袋(ナフコで売られている米袋の2.5倍の値段)が必要なこと。

そこで、当園ではせめてもと思い、夢つくし4袋、ヒノヒカリ4袋、ヒヨクモチ2袋を軽トラに乗せて隣の宮若市まで行ってきた。

なんと宗像市にはこの検査をする機関が農協以外に無いのだ。その農協はというと、供出米を農協に出している分は検査はするが、その他個人で販売するお米に関しては検査できないという。

まず、検査しなければいけないと知った自分は農協に問い合わせたところ、こう返事が来た。

次に、この検査について監督している機関、農政事務所に問い合わせたところ、「農協でお願いします」という。農協でダメだったのでこちらに問い合わせたというと、数日して隣の市の精米所を紹介してくれた。それも、たぶんここならできます、という程度。

監督する立場の機関がこの程度のことでは表示義務が守られないのは当たり前であるし、むろんこのシステムに無理があることも改善されないままなのは言うまでもない。

私は古米を混ぜるようなことはしないので、検査を受けようと受けまいと同じなのだが、義務である以上守る必要はあるが、無理なものは無理だ。

薪ストーブ

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どうやら最近エコブームの一つなのか、薪ストーブが人気らしい。

ナフコでは薪が一束600円程度で販売されている。なんという時代か。

といいつつ我が家にストーブがやってきた。

このストーブは自分の父方の祖父が北九州で建具屋を営んでいたときに作らせたという年代物もストーブだ。

古いとはいえ、すごく使いやすい、機能的なストーブなのだ。

薪はやかんが乗っているところから入れるのだが、ここより下には穴が一つもない。なので灰が落ちない。

空気の入り口は同じ天板に筒状の空気口がある。この空気口のあけ方で火の調節ができ、ふさいでおくと自然と鎮火する。

小さい頃、建具の工場(こうば)でこのストーブの空気口にコーヒーの缶が乗っているのをよく見ていた。

祖父から父へ受け継がれ、そして孫の私の家に来た。

土間の周辺を一掃したついでに真ん中にデンっとストーブを設置、煙突を取り付けた。

早速焚いてみるとちょっと薪をくべすぎただけで暑いくらいだ。

テーブルも新しいものをもらったのでここでストーブにあたりながら談話できる最高の場所ができた。

投光器の光もあたたかく、とてもいい雰囲気。テレビがあれば居間になってしまいそう。

農家の納屋は稼働率5%

祭りも終わり、ひと段落。

やっと納屋の片付けが始まった。今日は一番使用頻度が高い土間の流し周辺の片付け。

なんと土間の中央にストーブを取り付けた。これで寒い冬も土間から離れられないほどにぬくいだろう。

土間のすべての物を運び出したらとても広い。いままでこれだけのスペースがありながらもほんの一部しか利用していなかったことがわかる。

20年前の梅干や35年前の弁当箱が出てきたりする。

テレビでよくやってるゴミ屋敷まではいかないにしても出てくるゴミの量は半端無い。

人の振り見て我が身を直せで、今から百姓として農業をしていくにあたって物を整理整頓して、いらないものは処分して、スッキリした百姓でいようと心を新たにしました。

農業まつり

img_0220ぴーーーーー・・・どんっ! の、どんっの瞬間↑

今日はJA宗像の農業まつり。

青年部では毎年恒例のポン菓子を販売している。

昔、私も小さい頃に一度つれてきてもらったことがあったと思うが、その時にこの笛とポン菓子があったのを記憶のどこかにあるような気がする。

今年も青年部ではなく、ブルーベリー研究会として参加した。

去年は初めての参加でいろいろと改善点があったのだが、今回は前日の夕方から準備を始めたせいで、なにが必要だったかなど熟考する暇も無かった。

第一に祭り前にあった研究会の会議をすっぽかしているのだから・・・。

それでもちゃっかりブルーベリー苗とピートモス、お米とサツマイモをブルーベリー研究会のブースで販売していた。

そうすると、去年もこの農業まつりで僕のブルーベリーを買っていただいた方がいらして、剪定の仕方を教えてほしいという。

そしてわざわざご自宅に戻られて、去年買った苗を持ってきてくださった。鉢には僕が書いたラベルが刺さっていたので驚いた。

しかし、あまり生育が芳しくなかった。

やはり鉢植えの場合は肥料のやり方が一番の肝のようだ。なにが一番わからないかといえばそこだろうと思った。

来年こそはもう少し準備して祭りに参加できるようにしたい。

エコキュートはじめました

今日、我が家の給湯器が寒い冬を前に新しくなった。

今までは太陽熱温水器と灯油ボイラーを併用していた。

太陽熱温水器はすでに水がポタポタと漏れていながらも使い続けてきた。それもそのはず、これはなんと30年もの。

工務店さんが屋根にのぼって確認しても年式や形式がわからないほど古い。

しかし、夏場は十二分に熱くなるほどでまだ使えてはいた。しかし、老朽化とともに台風で飛ばされでもすれば・・・と今回撤去することにした。もう十分元はとっているだろう。いままでありがとう。

ボイラーも頂き物で、のべ20年近いのではなかったろうか。燃費もよく、不具合もなかった。しかしいかんせん、油が値上がりしている。

そこででましたエコという消費。

これらに変わって電気でお湯を沸かすエコキュートに決めた。

初期投資は大きいがランニングコストがとても抑えられる。なにより二酸化炭素が少ない。

地球にやさしいエコな農家の仲間入りということにしておこう。

新しい給湯器のコントローラーには風呂場と炊事場で話ができるようにマイクとスピーカーが着いているものが多いようだ。

今日、風呂に入っていると、祖母が石油ストーブで沸かしたお湯が余ったといって脱衣場にやかんを置いていった。

そのお湯を湯船に入れてやかんを脱衣場に戻したが、祖母は現れなかった。(バレーに釘付け)

そこでさっそくスピーカーで祖母に呼びかけた。

「やかんを戻したよ!」

そうすると奥のほうから「・・・はぁ?」っと、祖母にはなかなか伝わらない。

しまいには大声で叫んでいたがこれでは直接叫んだほうが早かったな。トホホ

10kg6000円のお米がどうして売れるのか

無農薬だから・・・

おいしいから・・・

間違いではないだろう。

しかし、一番の要因は、福島光志だからなのかもしれない。

なにものぼせていっているのではない。

私を応援してくれているからこそ買っていただいているお客様がとても多いということを実感している。

売れているというより、買っていただいているに近い。

その後に、無農薬だから・おいしいからという理由があるのだろう。

明日、19日の朝日新聞の朝刊(宗像から福岡市内、久留米方面と佐賀の一部)に農業福島園の広告が掲載される。

まったく、私を知らない人にスーパーなどより高いお米を買っていただくには少し難しいところがある。

それは、自分という人間と直接対面することがないからだ。

だから、なるべく少しでも自分の事を知っていただきたいと思う。できることなら宗像市外でも一番初めだけでも配達にうかがえたらとは思うがなかなか難しいところ。

発酵の面白さ

img_4024米糠が50度以上にも熱を持ち、しかも酒かすのような旨い匂いを出す。目には見えないが、何かが起きている。まるで味噌や酒を造っているような感覚。

農の面白さとは野菜がそだったり、家畜がそだったりするという生き物のふれあいだとすると、これもまた生き物とのふれあいだ。

目には見えない生命の神秘。誇張して言っているつもりはさらさらない。

他の農家でもこのくらいのぼかしならだれでも作れるだろう。

密封状態で作る嫌気性のぼかしなら撹拌する手間もなく、十分面白いと思う。もちろん家庭菜園の野菜たちにも自分でつくるぼかし肥料は使える。ぜひ試してもらいたいものだ。

ぼかし肥料教室でも開こうかな。

風の子まつり

e9a2a8e381aee5ad90e381bee381a4e3828aニュースレターを送っている友達つながりで風の子保育園の方と知り合いになり、今年の夏に一度保育園を訪れた。

それからいろいろと忙しくてなかなかいけなかったが先日、保育園のお祭りの会議に出席してきた。

もう祭り本番前の詰めの会議にいきなり参加してきたのだが、里山の会さんなど聞きなれた名前があった。

私は特別なにか出店するわけでもないのだが、祭りのテーマの通りで、自分にも関係があるというわけで、参加を勧められた。

自分自身も、そういった子供と接する機会があれば農というものを伝える役割もしてみたいと思っていただけに、「思考は現実化する」という言葉を思い知らされているところ。

この保育園はいろいろなところから視察に来るほどで、園児は運動場を自由にのびのびと駆け回っていた

ここの子供をみていると、大人になるにつれて忘れていたものを思い出させてくれる。

自分の思うことを、思うままに行動する。

それが良いとか悪いとか言う以前の話。

「子供は常に人間の規範から外れてきた。~」とはとあるアニメのセリフ。

今日は写真たっぷりでお送りします。

img_4021先日のブログでも出てきた言葉に籾の貯蔵庫。

ちょっとわかりづらいが、籾の一番下にはパイプがあり、螺旋が回ることで籾を籾摺り機まで送っている。

蟻地獄のように籾がなくなっていくので、周囲のもみを地獄の中へ、いやパイプの中へ送ってやるためにスコップで掻き入れてやる必要がある。

写真は凹んでいる間もないほど籾を山のように積んでいる。さすがはじいさん、仕事にぬかり無し。

img_40111これが籾の貯蔵庫から籾摺り機へ送られたところ。

パイプの中には高速で螺旋が回転しているので、パイプ自体が無理な湾曲をしていると螺旋に負担が大きくなり、切れてしまう。

祖父が長年使っているこの赤いパイプはもう何十年と使い続けている。

パイプをいたわりストレートに近い状態で使ってきたため長持ちしている。これは祖父自信が自慢していた事。

img_4016さて、お米の殻である籾を早く、大量に摺るにはあなたならどうするだろうか。

現代の籾摺り機械は本当によくできていると思う。

写真がちょうど籾を摺るところの部分だが、警告の写真にあるようにローラーが二つ着いている。

このローラーの間を籾が通ることで籾がむけるのだが、このローラーは籾を送り出すように回っている。

つまり左は右回転、右は左回転をしている。

しかし、ただそれだけでは籾が籾殻と米にわかれない。

実は、片方が1回転する間に、もう片方は4分の1しか回転しない。回転スピードが違うのだ。

だから、この二つのローラーに入った籾は、片面は早く進むのに対して、反対の面はゆっくり。この差で、皮である籾がむけるのである。

私はこの仕組みを知ったとき、えらく感動したことを覚えている。

img_4019ローラーで籾をすられた米は、今度は斜めに傾いた板の上を揺さぶられながら落ちていく。

斜めに傾いていることで、まだ籾がついているものは板の下のほう、写真で言えば右上の方、

米は板の上のほう、写真で言えば左下の方に集まる。

こうして分かれて板から落ちる位置がちがうため、途中で仕切り版を作り、米だけのところは次の工程に進む。

まだ籾が摺れていない米や籾殻は、もう一度ローラーにかけられることになる。

img_40201そうして籾殻と米に選別され、送られるのが昨日も出てきたこの写真の機械。

中には円柱状になった網があり、網の目は小さな米は通過し、充実して大きく育った米は通らない程度の大きさの網だ。

そして粒の大きい米だけが選別され、米袋に入り、均秤される。

img_4022そしてこれが網の目を通過してしまった、通称青米といわれる厚みの小さな米だ。

通常は米よりも断然安く、飼料などに使われる。

この網の目が一回り大きいと、青米が多く出てくることになる。しかし、良い米だけが厳選されるということになる。

数年前、農協が引き取るお米はこの網の目が一回り大きくなったときがあったようだ。

これは、農協にとってみれば美味しいお米が取れるが、生産者は収量が減るようなものだ。。

もみすり完了

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先日、すべての籾摺りが完了した。これで来週からもち米の販売ができるようになった。

うるち米を籾摺りしてしまわないともちが籾摺りできない。

それは、乾燥機から籾の貯蔵庫に溜められ、貯蔵庫から籾摺り機にいく。普通、もちのほうがうるち米にくらべ収穫時期が遅いため、先に収穫したうるち米の籾が貯蔵庫にある場合、乾燥機の中にあるもちは籾摺り機にかけられない。

そのためにうるち米からすべて籾摺りをしないといけない。

籾の状態で貯蔵しておくほうが米の味が低下しにくいという。そのため、年をあけてから販売するヒノヒカリは、できるなら籾貯蔵しておきたいところだった。

しかし、それではもちの籾摺りができないためにすべての籾摺りをしてしまった。

籾貯蔵したいがいまのところできなかったという経緯を紹介したかったために書いた。

貯蔵庫を別途作ることや、乾燥機から直接籾摺り機に入れられるのであれば籾貯蔵もできるであろう。

個人販売するうえでの機械や道具の整備はまだまだ続く・・・

ぼかし肥料 仕込み

img_4005最近よく聞かれることにもう稲刈りが終わったから忙しくないのか、ということ。

いえいえ、やりたいこと、やらなければならないことがてんこ盛りです。

いざなにをしているのかと問われると特にこれですとは答えられない。毎日いろいろなことをしているからだ。

畑をしたり田圃をしたり、その他家のことをしたり・・・

今日は来年のブルーベリー用肥料の手作り初日となった。

ぼかし肥料は発酵してつくるため時間がかかる。とりあえず材料はそろっていないが予備発酵のつもりで米糠のみで仕込みをおこなった。

米糠に発酵させるための元菌(ドライイースト、ヨーグルト、納豆、ヤクルト)と初期発酵をスムーズにするための糖を加えつつ水分を調節しながら撹拌し、つくる。

あとは発酵熱が上がるようにシートをかけて熟成させる。今日から毎日2回、スコップで撹拌することになる。

今年はまだ去年にくらべればスタートが早いほうだ。これから毎年、冬がぼかしづくりの恒例行事になりそうだがもっと効率よく、段取りよく作業できるようにしなければいけないと反省した。

株式会社ファーマーズ

大学でやっていた農業実践サークルの先輩との話で、将来ファーマーズのみんなが集まってまた畑をしながらのんびり過ごすという将来の夢を語った。

乳牛や肥育牛、豚、鶏の畜産部門や米、野菜、果樹の成果部門、さらにこれらの加工品製造の加工部門、そしてすべての販売部門、もっといえば営業部門。

農のすべてを網羅する総合農業会社、ファーマーズ。

大学の非認可サークルから始まった一つの動きが少しずつ夢を膨らませ、一つに結晶したら、こんな姿になるのかな。

会社形態にしてしまうとこれまた利益を上げなければならないようになってしまいそう、なんてことも考えるが、本気で将来はそんなことを考えている。

大学のころに一緒に農をした仲間とまた一緒に農業がしたいという夢。

今はまだ、だれもがスタートラインに立つための準備をしている。

いつか、ファーマーズのメンバーをみんなに紹介したい。そして、農業福島園もこのファーマーズの一つの環として回っていけたらいいなと思う。

近い将来、この場でもこの夢を紹介するときが来るだろう。思考は現実化する、だ。

農は一人ではできない

先日、お米の配達にうかがった際に、お宅にお邪魔させていただき話をしていた。

その方は以前、奈良県で幼稚園の園長さんをされていた方で、園児の農業体験などでお世話になっていた青年の農業者がいたという。

その方は私のような新規就農者で頑張っていたそうだが、周りの農家から意地悪をされるようになり、ついには農業を辞めてしまったという。

先進的な農業のやり方ではあったが、それが周りの農家からは認められず、看板を立てるにしても周囲の人たちへの配慮が足りなかったのか、除けるように言われたり、保育園バスが来たときには農道で邪魔になったのか意地悪をされていたという。

詳しい話は聞かなくても大方のところ、見当がつく。

それは、その青年が農業というものが日本においてはどれほど地域性が必要な事かを理解していなかったのではないのかと思う。

そして、それを教える周りの農家がいなかったのではないか、と。

今現在、農業を志す若者を欲しているのはどこの農村地域でも同じだ。だから、この青年もある意味では先進的な農業で地域を活性化しようと意気込んでいたのかもしれない。また、それを応援していた方々も少なくないはずだ。

しかし、農業をする以上、守らなければならないルールがどうしても地域には存在する。一見すると、古臭くて面倒な人間関係や、無駄だと思われる出事の数々。

これらを守ることと、今までの常識にとらわれない農業をすることとは違うということだろう。

かくいう自分も周囲の農家からしてみれば今までの常識からは考えられないことをしてる。そのため、なるべく自分は周囲の迷惑にならないように最低限のマナーは守っている、つもりではある。

それでもなかなか自分のやり方を貫くということは地域の中の農業であるだけに難しい。

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