職業:百姓
充足
- 2011-10-18 (火)
- my哲学
人は概ね何かに不足を感じている。
それは原動力であったり、改善の動機であったりするため、美徳として捉えられていることが多いように思う。
しかし、リア充なんて言葉を最近覚えたが、今の私は正にそれなのだと感じる。
充実(充足)、つまり「足りている」は、少しでも何かに「足りていない」と感じてしまった瞬間にそれは消え失せはしないだろうか。
ある身の回りに起きた事象について、不足であると感じるには容易い。
たとえば、忙しすぎてゆっくりする時間が足りない。逆の状況だとすれば、仕事が無くて収入が足りない。
これらは考え方一つで真逆になる得る。
その考え方の機転になるのが、「有難い」。
コップに水が半分入っていることに対して、半分しか入っていないという見方を、半分も入っていて有難いと思えば、それは足りていることになる。
私は1%なのか、99%なのかといわれれば、99%だろうが、どちらかといえば99%の末端より1%のほうが近いだろう。
そんな私が言えるのは、明日住むところ、食べるもの、着るものはある、と。
このことを教えてくれた先人は数日前に旅立った。
本当に、ありがとう。
黒米刈り取り
- 2011-10-15 (土)
- その他の仕事
久しぶりのブログ更新。
新米の販売開始をしてからというもの、夜は精米と配達・発送の準備やらで忙しく手が回らなかった。
ブログだけでなく、稲刈り前の状況を見て回ったり、草を刈ったりしないといけないなど、農作業を後回しにしていた。
田植えをしてから1週間置きに撮ってきた写真も最初の稲刈りだったミルキークイーンまでで、それから夢つくしやヒノヒカリを適時に撮り忘れてしまった。
これではいけなとは思うけど、今は一人しかいないのでまぁ仕方ないと諦めた。
これ以上がんばったら機械に指つめたり、事故を起しかねない。
それでもじゅんぐり仕事が回っている。ありがたい。
さて、最近ブログをかけなかったのでネタはいろいろと溜まっているが、まずは新しくなったホームページのことを。
よく作ってあるねーとお褒めの言葉をいただくが、これを作っているのは私の兄。
今回は歴とした仕事として頼んだ。兄はそれを仕事としているので。
あぁ請求が来ていたな。振り込まないと・・・
一番変わったところというのは会員登録して注文ができること。そしてクレジットカードでの支払いが出来るようになったこと。
コンビニ決済もできるようになったが、後払いではなく、基本的には先払い。
ただ、メールアドレスと支払いをするコンビニの種類を教えていただければこちらで会員登録を入力し、コンビニの支払い画面を印刷、お米に同封して発送することで、コンビニで後払いも可能。
きょうの仕事は、古代米の黒米をバインダーで刈り取った。
去年はこのバインダーがなかなかうまい具合に動いてくれなかった。
バインダーは刈り取りと紐で結束するまでをしてくれる機械だが、相当なスピードで結束するので細かいところまですべてうまく作動していないと、すぐに不具合を起してしまう。
これまでに何度となくやり直しと調整をしてようやく仕組みを理解し、扱い方が慣れてきた。
中古で買ったのでもちろん説明書もないし、特別教えてくれる人もいなかった。操作しながら少しずつ覚えてきた。
そこで思ったのがバインダーの指南書があればいいなぁと思った。
使う側の視点から書かれた取り扱い説明書みたいな・・・
明日、竿を作って掛ける。
あと、簡単に看板も作ったので掲げようと思う。
刈り取り時期
- 2011-10-09 (日)
- 水稲
今日は栽培を頼まれた品種「夢の華」を田んぼ1枚刈った。
ヒノヒカリと比べて1日か2日程度の出穂の差があったのが、刈り取りには4,5日程度の差になっているようだ。
刈り取り時期を見分けるのは穂の筋。
先端から緑色が黄色に変わってくる。これが穂の3分の1程度が適期といわれている。
夢の華は半分くらいまで来ているが、ヒノヒカリは4分の1か、それくらい。
明日は半分残していた夢つくしの籾摺り。
天体観測
- 2011-10-06 (木)
- 未分類
最近天体観測が趣味になりつつある。
携帯電をIphoneにしたところ、携帯電話の幅がとても広がったように思う。
アプリケーションの一つに携帯電話をかざした方角、高度にそのとき見えるはずの星空が浮かび上がるものがある。
お陰で星をみつけては名前やその星について勉強している。
写真は日が暮れそうなときのそのアプリの映像。分かりづら!
夢つくし収量調査
といいたいところだが夢つくしはコンバインで刈り取ってしまった。
生育調査をしてきて、収量や穂のつき方、1000粒の重さなどを量る。つまり収量調査。
夢つくしは平均的な株を3株、生育調査した結果とは異なるが、おおよその目安にはなるだろう。
ミルキークイーンとヒノヒカリもこの収量調査を行い、来年1月にプロジェクト発表として行う予定。
さっさと調査しないとネズミに食べられそう・・・
新米販売開始
- 2011-10-04 (火)
- 未分類
本日、籾摺りして販売ができるようになりました。
10日を予定していましたが、準備ができましたので販売を始めました。
もっといろいろ書きたいことがあるのだけれど、今日はとりあえず・・・
夢つくし刈り取り
- 2011-09-30 (金)
- 未分類
25日、27日、29日と夢つくしの刈り取りが1日置きに、順調に進んでいます。
2日間かけて乾燥させるのでかけぼしとまではいかないにせよ、じんわりと乾いていいと思う。
夢つくしはあとひとまち。この場合の’まち’とは田んぼ一枚のことをさす。
籾摺りが早くできれば新米に移行できるのだが、先にしておかなければいけない仕事もちらほら・・・
10月10日を新米販売開始としていたが、前倒しして販売できそうだ。
その時はお知らせいたします。
ミルキークイーン刈り取り
- 2011-09-26 (月)
- 水稲
4年目にして始めての倒伏を経験した。
夢つくしもあまり変わらない収穫期だが、ミルキークイーンだけが倒れてしまった。
そもそもミルキークイーンの茎が弱い品種であることもあるのだが、玄海近辺の旅館からでた生ごみでつくったぼかしを元肥として入れていたため、初期の生育がよかったために倒れてしまったとも言えるように思う。
先日、天草の先輩農家さんに電話で話しを聞いたところ、「無施肥(肥料をやらないこと)でいいようだ。来年は周りの農家もほとんどがそれでいくようになるだろう」と話されていた。
私の田んぼも無農薬にして3年目の田んぼではぼかし肥料も入れていない。その田んぼの夢つくしはほとんど倒れなかった。
さて、写真はミルキークイーンの刈り取りを23日から行う、その前を撮ったもの。
2日間で無事にミルキークイーンの刈り取りが終わった。
今日は夢つくしの刈り取り初日。すこし地面がやわらかくコンバインで刈り取りにくかったが、ずいぶんとコンバインの扱い方もうまくなったと自分でも思った。
ありがたいことに3日間、稲刈りが順調に進んでいる。
ブログを更新しておきたいと思いつつもばたんきゅーだった。
今日はがんばって書いておいた。
お疲れさま。。。
明日もまた晴れるといいな
これなーんだ
もうこんな季節なんですね。
あと数日でミルキークイーン・夢つくしの刈り取りが始まります。
実は畦の草刈りがまだ終わっていない今日この頃・・・
今日は雨が振る前にと思い、畑にたまねぎと人参の種をまき、ジャガイモを植えてきた。
台風が来ているということで撒いたばかりのたまねぎの種が流されそうだということもだが、12号のときに傾いたミルキークイーンが最後まで倒れてしまわないか気にかかる。
ミルキークイーン9.14
先日も久しぶりに書いていると、操作ミスで10行ほどの文章がパァ。時間も無くなり断念した。
さて、いよいよ早い品種(ミルキークイーンと夢つくし)が黄色くなってきた。
昨年、夢つくしを植えた田んぼが横の田んぼからの染み水でぬかるみ、刈り取りにえらい手間を食ったことをもう忘れている。
今年も同じ過ちを犯してしまった。
刈り取りが早い品種はその分、早く乾かす必要があるのだが、上の田んぼがヒノヒカリで遅くまで水を必要とした場合、どうしても水がしみ出してきて乾かない。
田植えの時点ではそのことを念頭に入れて、植え付ける位置を畦から少し離していたのだが、8月の中干しの時に溝を切っておかなければいけなかった。
10cm程度なのだが、その溝が畦の下、1列目の稲より外側に掘ってあると、染みだした水がそのまま排水され、乾きが早い、はずである。
その1本の溝を掘っていれば、刈り取りが近づくにつれて焦る気持ちは少ないはず。
結局、上の田んぼに水が溜まっているので指をくわえて見ているわけにはいかず、鍬で70mの溝を掘った。
もうあとはお天とさんにお任せ。
新米の販売開始は10月10日からを予定しております!
ミルキークイーンと夢つくしがありますが、今年のミルキークイーンは昨年の試験栽培を踏まえ、値上げさせていただきます。
9月号をお休みし、新米号と合併して10月上旬には百姓三昧だよりを発行致します。
にがり散布
ミルキークイーンの穂が若干首を曲げるようになってきた。穂ぞろい期を過ぎたころ。
ここで稲ににがりと竹酢液を葉面散布した。
散布する時間帯は夕方から日が暮れる前まで。日が暮れてしまうといけないという。植物の生理は1日のうちで大きく変わっているからだそうだ。
1日で散布できる面積は限られる。最近は雨が多く、散布するタイミングが少ない。
写真は昨日で、今日は小雨がパラついていたので断念した。
この日、ホースを引っ張ったせいかまた腰をやってしまった。w
我ながら体の弱さにあきれる。
にがりと竹酢液の葉面散布、正直必要なのかどうか、疑問に思うところでもある。
散布の季節になったので稲に聞いて回った。「おーい、ミネラルはいるか~い?」
風は左から右に流れ、穂は横に首を振っていた。しかし、答えは無言だったように感じた。
というのも、植物というのは何が一番よいかではなく、栽培者の気持ちをそのまま表している様に思ったからだ。
先日のアイガモでもそうだ。親に良く似るようだ。
となりの稲を見てみると株がガッチリ太く、肥料が効いて緑が濃い。雑草は一本もない。その田んぼの耕作者はそんな性格の人で、すぐに顔が思い浮かんだ。
なにも正解などなく、その人が思うものがそこに現れるだけなんだ。
自分の稲を見ていると、まるで自分を見ているようだ。
だから、自分がにがりと竹酢液でミネラルを補給する事で、米が美味しくなると思っているのであれば、信じて貫くだけなんだと。
明日は晴れるかなぁ・・・
「松舟東緑米」の玄米餅で“朝食革命”
- 2011-08-25 (木)
- 農産物加工
前回のブログで食べてみたいといわれる嬉しい書き込みがあったのでここで一つブログを書いておこう。
写真が緑米の穂。2010年10月14日撮影。
これが玄米。緑色をしたお米と白いお米と半々くらいで混ざっている感じだが、白い米は最後までじっくり熟れるとこうなるようで、逆にまだ未熟なものが緑色をしているそうだ。
未熟といってもある程度は熟れているので米の厚みもある。ただ、緑色が最後まで抜けにくい、ということだそうだ。
その緑米の玄米を蒸す搗くの餅つき機で搗いたのがこれ。昨日の昼ごろ搗いた。
以前は搗きたての時に丸餅にちぎっていたのだが、熱いし、餅きり機は洗わないといけないし、大変だったので今ではおしなべておいて、冷えてから包丁で切っている。
先日、今年から古代米は真空パックにしようと思って機械を買っていたので玄米餅も真空パックにした。
写真は500g入り。あんこを入れるなどの加工がなければ販売する事も保健所の許可は必要ないそうだ。いいことを聞いた。
こうして冷凍しておけば日持ちもするだろう。
あとは焼いたところの写真があればいいかな。
“朝食革命”とは、毎朝トーストを食べている人は同じ要領で玄米餅をトースターで焼けばさほど手も汚れず、洗いものも増えずに朝ご飯になることや、パンより栄養価が高く、餅だけに腹もちもよいことから教授がそうなずけているようだ。
しかし実際のところは市販のトーストより高い。
もちろん米は農薬や化学肥料を使っていないため、小麦粉から比べたらはるかに原料が高くなる。
白餅の相場が1kg1000円に対して緑米の玄米餅は1kg1300円前後の様。
写真だと11切れで650円になる。朝ご飯として4切れ食べたら236円。ちょっと高いなぁ・・いやそんなものか。
加工する手間を考えるとそのくらいしてもいいのか。もう少し加工する手間をカイゼンしなければ革命も広がらない気はする。
勉強会が二つ
メンバー15人。参加者13人。
あるメンバーの田んぼでは葉いもち病が随分進行していた。
葉色が濃く肥料が効いている様子が見て取れた。追肥にNK2号という化学肥料を撒いたそうだ。といっても栽培者本人は元メンバー。
その他の田んぼでもちらほら葉いもち病が見て取れたが、肥料が少ない、もしくは使っていないところでいもち病を見ることは無かった。
この結果を、メンバーがどう受け止めるかが勉強会の意味であるのだが・・・
簡単にアイガモ農法といっても、栽培者によってアイガモの体格や稲の姿はまるで別人、いや別カモ、かもしれない。
鴨だけに。
かもではない、明らかに違う。
体格の大きいアイガモは一日に2回は餌やりをしているという反面、一日に1回という人のアイガモは随分小さく見える。
同じように稲も餌の多い田では色が濃いが、餌の少ない田では比べて色が薄い。
単純に餌だけでなく、いろいろなところで変わってくるものである。
もう一つ、環境保全型農業技術研究会の現地勉強会の「緑米故郷探訪とえびの・都城大会」 8月20日
写真はえびの市の有機無農薬水田。大豆かすを田植え後に散布することで草の芽が生えない除草らしい。
朝7時に宗像を出発したがその時点でノンストップ走行しなければ間に合わない時間だった。
が、しかし運転開始後1時間で極度の睡魔に襲われ福岡県を脱出する前にSAで1時間以上仮眠。w
結局、1時間40分の遅刻で勉強会に途中参加し、迷惑をかけてしまったが何とか合流。
当園の緑米の種は二人の農家さんから分けてもらったが、その一人がこちらの田んぼの地主さん。
アイガモで緑米を栽培されている。人吉市の農家さん。
もう2年ちかく前に種をもらって以来、電話でなんどかお話する機会があったがお会いするのは初めてだった。
今回、頑張って来た甲斐はそれだけでもあった。
今回の勉強会の題名に緑米故郷探訪という言葉があるように、環保研にて緑米の栽培がブームになっているが、その出所はこちらの農家さんが最初。
この農家さんは人吉市の国宝・青井阿蘇神社の境内で曲げわっぱ職人の松舟さんから一握りの種をもらったのが最初だという。
その松舟さんはというと、発泡スチロールのトロ箱で赤米(観賞用?)を育てていると、近所の人なのか、おばちゃんからこんな稲もあるのよ、と一握りの黒い籾をした稲をもらったそうだ。
最初は黒い穂なので黒米と呼んでたそうだが、籾を向いてみると緑色か白い米だった。
今ではその時の方がどこのどなたなのか分からないという。
そもそもどこで栽培されていたのか、起源はどこなのか分からない。
インターネットで緑米の種籾を買ったという別の農家さんは、この緑米とは若干違うようなので、起源が違うのかもしれない、など個体差が生まれているのも事実の様だ。
教授は、この緑米の名前を他の緑米と区別するため、「松舟緑米」もしくは広げた栽培農家、東(ひがし)さんの名前もいれて「松舟東緑米」にしようと言いだした。
いい名前ではないか。
こちらは自然農法水田。30年ほど無肥料無農薬不耕起で手植えして作っているという。
50歳で早期退職した栽培者は御年86歳。今も現役で自然栽培で3反ほどの稲を作っているそうだ。
今年が一番良いように思うとのこと。
稲を見た私の感想は分げつが少なく、下葉が枯れていてあまりいい様には見えなかった。
ぱっとみて稲の育ち具合から収量を予測すると1反あたり5俵(300kg)かなと思うところ。
だが、自然農法など無肥料栽培では穂の数より1穂の結実数(種の着く数)が多くなり、
見た目以上に収量が増えるという傾向があるようだ。
この田んぼでも7俵から7.5俵ほどの収穫が見込めるようだと教授と話されていた。
2回続けて勉強会があったが、まだまだ宗像では化学肥料や農薬を使っている人はメンバーでも少なくない。
全体的にみればどこの地域でもあまり変わらないかもしれない。
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