職業:百姓
柿の木
夏にはちょどよい木陰を作ってくれ、冬には暖かい光が流しに入るように葉を落としてくれる。
落ちた葉が樋に入って詰まってしまうこともある。
この大きな柿の木だが、今までほとんど実がなったことがない。
去年も夏の間は鈴なりだったが、へたのところに虫が入るなどしてぼとぼと落ちていった。最後は熟れきれない、あまり甘みのない小さな柿が残る程度だった。
ただ、5,6年前に1度だけたわわに実ったことがある。
いままで無剪定、無肥料で育ってきた柿木、今年は自分なりに剪定として、肥料を撒いてみようと思う。
写真は自然のままにそだってきたその柿の樹の姿。
はて、どう切ればよいのだろうか・・・。むしろ切る必要はないのかもしれない・・・
農家レストラン まねき猫
先日(1月22日)に以前より行こう行こうと思いつつなかなか行かなかった農家レストランへやっと行って来た。
ここの社長さんとは以前より有機農業研究会で顔見知りであったが、奥さんとは初対面であった。
以前から勝手にニュースレターを送りつけていたので、自分がどういう人間かは大まかに知っていたためか、初対面にしてあるプロジェクトの勧誘を頂いた。
それは、玄海地区にある旅館やホテルなどから排出される生ゴミを主原料にぼかし肥料を作るプロジェクト、むなかた にぎわいエコプロジェクトである。
このプロジェクトで生産されたぼかし肥料を用い、野菜の栽培試験をしてほしいとのことだった。
もちろん、こちらとしてはいろいろな作物を作る上で、いろいろな肥料をためしたりしてみたいと思っていたため、進んで使わせてもらうことにした。
今は県からの補助事業のため補助金がでている。現在はまだ実験段階だが、この肥料生産がうまく機能すればとても良い環境循環型社会の一つが構築されることになる。
しかし、生ゴミをぼかし肥料にするまでには、多すぎる水分を乾燥させる必要があるし、度々撹拌しなければいけないことから多くの人件費もかかる。
これらのコストを捻出するにはぼかし肥料20kgで2000円という値段をつけないと採算が合わないと言われた。
この肥料を使うことで得られる野菜に2000円という原価がかかるのはとても難しい問題だ。
今回施用してみるこの肥料は、現段階では試験的な取り組みなため、結果を報告する約束で無償で5袋いただいた。
これから春にかけて作付けする予定であるジャガイモやダイコン、ほうれん草などでぼかしを使ったところと、使っていないところで試験してみる予定である。
もし、家庭菜園などで肥料をお求めの際はどうぞお問い合わせ下さい。この肥料を使って、宗像の循環型社会に貢献してみませんか?
農林業経営体調査
2010年世界農林業センサス(日本語で農林業経営体調査?)という調査に、先日担当者がこられて協力した。
内容は水田の耕作面積や栽培作物の種類、それらの農産物の販売金額や販売方法など。つまるところ我が家の経営状態だ。
この調査は5年に1度行われているようで、上に挙げているパンフレットには1985年からのデータがある。
1985年とは自分が生まれた年。グラフ右の説明文にもあるが、331万戸だった農家の数が20年間で約6割の196万戸にまで減少している。
この間、日本の人口は1億2100万人(1985年)だったのが1億2700万人(2005年)と若干ながらに増えている。(総務省統計局ホームページより)
農家1戸がどれだけの人口を支えているかを考えてみると、1985年の時点で約37人。2005年では約65人。
そのかわり、農家1戸あたりの農地面積は同じ角度で右肩上がりになっている。
農地・農業経営の集約化が起こっている。
この農家の減少傾向は今後、日本の食糧事情にどういった影響を与えるのであろうか。
さらにこの減少傾向は若干緩やかになるにしても減少は避けられないであろう。
その理由としては、現在農業をされている人の多くがすでに軽く60歳を超えていること。
その傾向とは逆に今年度の農業大学の入学希望者が増えているという話しを聞いたことなどから、若干ながら就農者が増えるだろうと思われる。これはすべてが就農するわけではないので、未知数。自分の独断と偏見による。
これからますます日本の農業は大きく変わっていくことはいうまでもないだろう。
もっと日本の食糧生産事情が激変する時期にあることを知ってほしい。それは一般の消費者は当然ながら、家族経営で農業をされている農家においてもしかりだ。
目覚め
写真は圃場のメディット。すでに花芽が動き出している。家の梅ももういくつかも花が咲いていた。
1本だけ無剪定のまま花芽が着いたままにして、他と成長がどのよに変わってくるかを見てみる。
この一本はシュート(勢いの良い枝)がほとんど出ておらず、写真のような細い枝が無数に出ていて、そのほとんどに花芽がいっぱい着いている。
常識から考えてこのまま花を咲かせ、実をつけさせたら樹は実に栄養を取られ、成長がとても遅くなるだろうと思われる。
そこを、この一本だけ灌水と肥料を足すことで、どの程度補うことができるかを試してみたいのだ。
そんなすでに休眠から覚めだしているブルーベリー。去年からしたかったことが、知人の繋がりで玄海の風の子保育園と縁ができ、ブルーベリーを植えてあげることを約束していた。
去年のうちから苗木を2本、紅葉が美しかったので持って来ていたのにたして、もう2本とサッカー(地を這って出てきた枝)を植えた。
植えた場所は花壇だったがあまり手入れがされておらず、ミントが這いつくばっていた。
スコップで土を起していると、子供がわんさか集まってきて、手伝ってくれているような、邪魔しにきているような感じになったり。
なかにはプラスチックのスコップを持ってきて、自分も手伝う!っというような顔つきで一緒になって掘っている子がいたり、久しぶりに子供と触れて楽しかった。
やはり、実のなる樹は誰しも育つのが楽しみだ。
顧客管理
- 2010-01-28 (木)
- 米販売
管理という言葉が発するイメージは好感がもてない。
しかし、お客様に迷惑をかけず、喜んでいただくためにはきちっとしたアフターフォローが大切であることはわかる。
なんて、ケイエイ学的横文字など使ってみても、ようは人を大切にする気持ちである。
今年に入りブログの更新頻度も悪化しているなか、ここ数日で定期配達で注文をいただいている方の配達を3件ほぼ同時期にすっぽかしてしまった。
どの方もいつも応援してくれているとても大切な方。
感謝する人は3つのタイプがあると、いつか教わったことがあるが、一つは応援してくれる人。これはとてもわかりやすい。
もう一つは叱ってくれる人。今回すっぽかした人の中に、しっかり叱ってくれる人が一人いるのだが、実は2回連続ですっぽかしてしまった。
前回は「次はもうしません!」っと頭を下げたのだが、その次の配達をきれいに忘れてしまった。
いつも手帳に次の配達日を書くのだが、玄関先で次の注文をもらい、手帳に書く時間が相手も寒いので、車に戻って書こうとすると忘れてしまうのだと思う。手帳には配達など一言も書いていないのだから思い出しようが無い。
だから、こうしてまた注文をいただいただけでもありがたいのに、ちゃんと叱ってくれることに感謝したい。
そして、最後は影で見守ってくれている人。表面上は特別わかるような応援や励ましが無くても、実は支えてくれる人だ。
最後が一番感謝を忘れやすく、実は一番感謝しなければいけない人である。
それは意外に一番近くの存在。たとえば毎日食事を作ってくれる母(祖母)や経済的にも精神的にも支えてくれる父(祖父)など、当たり前と見過ごしてしまうところ。
しかし、最終的には大切な人に順番など無く、目の前の人を大切にする、ただそれだけだと思う。
今回、偶然にも必然に3件の配達をすっぽかしたことは、この大切であったことを思い出してくれた出来事となった。
もっと見落とし、書き忘れなどの初歩的なミスが無いように配達の仕組みを考えたほうが良いなと反省する今日この頃です。
パンジーによる栽培実験
- 2010-01-26 (火)
- 勉強会
今回はパンジーを用いて試験した。個々人がそれぞれの場所でパンジーを買い、資材や使用回数などを示し合わせて栽培してきた。
一番右が対象区、2番目がルートパワー(サイトカイニン)、3番目が光合成細菌、4番目が二つの混合液、5番目があるものはそれぞれが使っている資材を使った試験区。
それぞれの資材を、それぞれ使用する濃度で2回灌水するという試験だったが、今回はどうやら予想される結果とは全く逆の結果がでたようだ。
2番目と3番目の根の量をそれぞれ横の列で見比べてみると、2番目より3番目のほうが根が良く巻いているように見える。
2番目のルートパワーとは植物ホルモンであり、発根を促す作用がある。それなのに、対象区や光合成細菌の試験区のほうがどれも発根量が多いようだ。
今回はその理由まではわからなかったが、この寒い1ヶ月の間、たった2回の灌水で同じような傾向が見られたことは確かだ。
正直、地上部はほとんど動いていないように見えるが、根は全く変わった状態になっていることがわかった。
しかし、どんなに実験してもこの場で得た経験を実際に畑で使われなければ意味が無い。
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